女の知恵は鼻の先 おんなのちえははなのさき 女性の思慮分別は目先の事にとらわれすぎて視野が狭くなりがちであるという事。 狭く浅はかであるという事。 鼻の先(はなのさき) 目の前。 浅はかな考え。 目先の考え。 思慮分別(しりょふんべつ) 注意深く考えて判断する事。 [0回]PR 女の心は猫の眼 おんなのこころはねこのめ 女性の心理は猫の眼のように変化しやすいというもの。 猫の眼は感情によってクルクルと変わる事から 女性の心理を例えたもの。 猫の眼(ねこのめ) 猫の眼は感情によって変化しやすく 満足しているときは目が細くなり 緊張や興奮していると丸くなり 何かに集中すると目を細めたり大きくしたりして焦点を合わせるそうです。 [0回] 女の髪の毛には大象もつながる おんなのかみのけにはたいぞうもつながる どんな堅物の男性であっても女性の魅力には惹かれる事を言ったもの。 女性の髪の毛で大きな象をつないだ所動けなくなったという事から どんな男性でも女性に心を惹きつけられてしまうという事。 女性の美しさを象徴するのが髪である事から。 もちろん日本には象はいないので元は仏教の言葉から。 [0回] 女の一念岩をも通す おんなのいちねんいわをもとおす 女性の執念は深いもので 思いつめたら岩をも通すほどであるという事。 女性の執念深さを言ったもの。 執念(しゅうねん) 深く思い詰める心。 諦めず忘れない心。 [0回] 女ならでは夜が開けぬ おんなならではよがあけぬ 女性がいなければ何事もうまく行かないという事。 男だらけでは全体的にまとまりがなくだらしなくなりがちなものでも 女性が一人いるだけで華やいだ雰囲気となり活気も出るという事。 天照大神(あまてらすおおみかみ)が天の岩戸に隠れた際 天鈿女(あめのうずめ)の舞によって岩戸から出てきて再び日が指すようになった時の言葉。 天照大神(あまてらすおおみかみ) 太陽を神格化した神で皇祖神の一柱。 [0回] 女と坊主は余り物がない おんなとぼうずはあまりものがない どんな女性であっても自分にお似合いの夫を見つけて結婚する事ができ 坊主というのも必要にされる場面があるので どちらも不要な者はいないという事。 女性は高望みばかりしなければ一生独身でいる事はないという事。 高望み(たかのぞみ) 分不相応な望み。 [0回] 女三人寄れば姦しい おんなさんにんよればかしましい 女性はおしゃべりが好きなので その女性が三人も集まると非常にやかましいという事。 姦しい(かしましい) やかましい。 耳障りである事。 [0回] 女三人あれば身代が潰れる おんなさんにんあればしんだいがつぶれる 娘が三人いれば嫁入り道具の為に財産がなくなってしまうという事。 昔は嫁入りにはたくさんの費用が掛かるものだったため。 身代(しんだい) 財産。 暮らし向き。 嫁入り道具(よめいりどうぐ) 嫁入り道具は婚礼家具・婚礼布団・着物などがあり 桐たんすや鏡台などが家具で 布団は夫婦が使う豪華なもののほかに来客用の布団や座布団 着物は冠婚葬祭でつかう黒留袖や喪服・訪問着などの事を言います。 [0回] 女賢しくて牛売り損なう おんなさかしくてうしうりそこなう 女性が利口なのは目先の利害にとらわれがちで 大局を見失いその結果損をしてしまう事が多いという事。 目先の事で小さく儲け 大きく損をしている事が多いと解釈される。 牛の売買には長年の知識と経験を必要とし 浅知恵でこれを行うと大損に繋がる事になり 女性の知恵は狭い視野での判断をしがちで いくら偉そうな女性であっても 下手に出しゃばると損をするものだという事から。 [0回] 尾を振る犬は叩かれず おをふるいぬはたたかれず 従順な者にはひどい仕打ちや手荒な真似はできないものだという事。 吠えかかって牙を向いてくる犬は憎く思っても 尻尾を振り従順な犬には憎いという感情があまりわかない事から。 犬が尻尾を振る理由 犬が尻尾を振るのは緊張状態であるためで 楽しい・嬉しい・威嚇をしているなどの理由であるため 必ず友好的な態度とは限らないので注意が必要です。 [0回]