椽の下の鍬使い えんのしたのくわつかい 頭が上がらない事や窮屈で自由に動くことができない事。 椽(えん) 垂木(たるき)の事で縁側や母屋のひさしの端の事。 縁側(えんがわ) 和室と庭との間にある板張りの空間。 [0回]PR 縁の切れ目は子で繋ぐ えんのきれめはこでつなぐ 夫婦仲に亀裂が入ってしまっても 子供がいるとその子のために夫婦の間柄は修復されるという事。 子供の幸せのため夫婦はなかなか離婚できないものだという事。 切れ目(きれめ) 切れてできた後。 物事のなくなる時。 [0回] 縁のあるのが誠 えんのあるのがまこと どのような相手であっても縁があり結ばれた者は誠であるという事。 遊女や商売女のようなものには誠の愛などなく 客商売で表面だけ愛想がいいと思っていても その人と結ばれるのなら誠の愛であるという事から。 誠(まこと) 本当の事。 嘘偽りのない事。 誠実で偽りのない心。 [0回] 炎にして付き寒にして棄つ えんにしてつきかんにしてすつ 軽薄で人情のない事。 相手の勢いがあるときは付き従い 勢いがなくなると棄てるように離れていく事。 棄つ(すつ) 捨てる事。 不要なものを自分から離す事。 関係感心などを断つ事。 放っておく事。 [0回] 縁なき橋は渡れない えんなきはしはわたれない 縁を取り持ってくれるような人がいないと 交渉はまとまらないという事。 仲立人がいないと遠くから眺めているしかなくどうしようもない事。 取り持つ(とりもつ) 二者の関係がうまく行くように世話をする事。 仲立ちをする。 [0回] 縁なき衆生は度し難し えんなきしゅじょうはどしがたし 人の言う事を聞かない理解をしようとしない人は救いようがないという事。 仏を信じない仏縁のない人には仏の慈愛も通じないという事から。 衆生(しゅじょう) 命あるもの全て。 特に人間の事を言う場合もあります。 仏縁(ぶつえん) 仏との縁。 仏の導き。 [0回] 縁と月日の末を待て えんとつきひのすえをまて 良縁や時節は自然に訪れるのを待つのがよいという事。 焦って無理な事をしてはいけないという事。 時節(じせつ) 自然の移り変わりによって感じられる時分。 何かをするのによい時期。 チャンス。 物事を行う時期など。 [0回] 縁と命は繋がれぬ えんといのちはつながれぬ 人は一度死んでしまうと蘇る事はできないように 他人との縁も一度切れてしまうと再び繋ぐことはできないという事。 縁は大切にしないといけないという事。 縁(えん) 人と人との関わり合い。 物事のつながり。 蘇る(よみがえる) 死んだ人あるいは死にかけた人が息を吹き返す事。 生き返る事。 黄泉(よみ)の国から帰るという意味からそう呼ばれます。 [1回] 縁あれば千里 えんあればせんり 縁とは不思議なもので遠く離れた人と夫婦になったり 近い近所に住んでいても縁がなければ顔を見た事もない人がいるという事。 有縁千里来相会、無縁対面不相逢 縁あれば遠く離れていても会いに来る 縁がなければすぐそこにいても言葉を交わすこともない。 縁(えん) 人と人の関わり合い。 千里(せんり) 極めて遠い距離。 [1回] 襟元につく えりもとにつく 権力のある者やお金持ちなどに媚を売る事。 金持ちは和服を重ね着をしているため襟が厚かったため。 半衿(はんえり) 和服用の下着についている替え襟。 白いものが多く襟の内側に来る見せる下着の事。 [0回]