色の世の中苦の世界 いろのよのなかくのせかい 一生とは色欲と生活苦の連続で終わってしまうのだという事。 また、世の中は色恋沙汰と苦しみで充満しているという事。 色恋沙汰(いろこいざた) 恋愛・情事などに関する事柄。 [0回]PR 色の白いは七難隠す いろのしろいはしちなんかくす 肌の色が白いと少しくらいの欠点があっても美しく見えるという事。 七難(しちなん) 多くの欠点。 [0回] 色気よりも食い気 いろけよりもくいけ 色欲よりも食欲のほうが優先されるという事。 また、外見や見栄などよりも実質を取るという事。 色気(いろけ) 異性に対する関心や要求。 性的な感情。 野心など。 食い気(くいけ) 食欲。 物を食べたく思う気持ち。 [0回] 色気と痔の気のない者はない いろけとじのけのないものはない みんな似たり寄ったりであるという事。 人は誰でも同じような悩みを抱えているのだという事。 誰でも恋愛や痔の悩みなどは持っているという事から。 痔(じ) 日本人の3人に1人は痔に悩んでいるそうで 痔は大きくわけ痔核・痔瘻・裂肛の3種類があります。 [0回] 容れ物と人はあるもの使え いれものとひとはあるものつかえ 新しく探さなくてもあるもので間に合うという事。 道具も人も他を探すよりも手近なものを使うと大抵は大丈夫である事から。 容れ物(いれもの) 入れ物と同じ。 物を入れる器。 [0回] 炒り豆に花 いりまめにはな 衰えたものが再び栄える事。 また、ありそうもない事が実現する事。 高温で炒った豆に花が咲くというありえない事から。 炒り豆(いりまめ) 大豆を火で炒ったもので 節分の豆まきで使われる福豆はこの炒り豆が使われることが多いそうです。 [0回] 炒り豆と小娘はそばにあると手が出る いりまめとこむすめはそばにあるとてがでる 好奇心に駆られて誘惑に負けやすいという事。 炒り豆は小さくて食べてもあまり罪悪感がないので次々と食べてしまい 若い女性は魅力的なのでついつい手を出してみたい誘惑に駆られてしまうという事から。 [0回] 入船の逆らうは出船の順風 いりふねのさからうはでふねのじゅんぷう 一方にとって利益になる事が もう一方にとっては不利益になってしまう事。 入ってくる船に逆風が吹いていると 出ていく船にとっては追い風になっている事から。 利益(りえき) 得になる事。 不利益(ふりえき) 損になる事。 [0回] 入船あれば出船あり いりふねあればでふねあり 世間はそれぞれ異なった事情があるという事。 港に入ってくる船もあれば出ていく船もあり世の中はさまざまであるという事から。 様々(さまざま) それぞれ違う事。 色々である事。 [0回] 入り日よければ明日天気 いりひよければあすてんき 夕日が美しいと翌日はよい天気であるという事。 天気は西から東へ移動するため 西の地平線に太陽が沈むときに綺麗な色であれば 西の空は晴れ渡っているからで翌日は晴れとなり 逆に黒みを帯びた夕焼けの場合は西の空に雲が多く 次の日は天気が悪い可能性が高いようです。 入り日(いりひ) 西の空に沈もうとする太陽。 夕日。 [0回]