犬骨折って鷹の餌食 いぬほねおってたかのえじき 苦労して手に入れたはずの物が 他人に取られて無駄になってしまう事。 鷹狩をしていて犬がせっかく追い出した獲物を 鷹に横取りされてしまう光景から。 犬骨(いぬぼね) 無駄骨。 徒労に終わる事。 徒労(とろう) 無駄な苦労。 利益がない事。 [0回]PR 犬は三日飼えば三年恩を忘れぬ いぬはみっかかえばさんねんおんをわすれぬ 受けた恩の有難味をいつまでも忘れてはいけないという事。 犬は三日飼ってもらうとその恩を三年間忘れる事は無いという事から。 有難味(ありがたみ) 感謝の気持ち。 嬉しい事などをされたときに相手に感謝したくなる気持ち。 [0回] 犬は人につき猫は家につく いぬはひとにつきねこはいえにつく 犬と猫の本性を現した言葉。 引っ越しをしたとき犬は家人についていくが 猫は人よりも建物や場所などを好む傾向があるという事。 猫のテリトリー 猫には安心してくつろぐホームテリトリーと 獲物を捕らえるハンティングテリトリーの 2種類のテリトリーがあります。 このテリトリー意識の高い猫は テリトリーの外に出されるのを嫌がり 家につくタイプの猫になるそうです。 小さい頃より人から愛情を注がれて育った猫は 家よりも人になつくためテリトリー意識の低い猫になります。 このタイプの猫は飼い主が一緒であればどこでも平気になります。 [0回] 犬の遠吠え いぬのとおぼえ 臆病な人間が陰で空威張りをして大きなことを言う事。 目の前では何も言えず本人のいないところで虚勢を張る事を軽蔑する言葉。 空威張り(からいばり) 実力もない者が表面上は偉そうにする事。 [0回] 犬の小便道々 いぬのしょうべんみちみち 一つ一つをこと細かく確認して行く事。 犬と散歩に出かけると電柱など目立つ場所に 自分の存在をアピールするようにいろんな場所におしっこをして歩く事から。 [0回] 犬の糞も所びいき いぬのくそもところびいき 自分のもとにある物は どんなつまらない物であっても好感を持って自慢しまうという事。 犬のウンチがあっても自慢の対象にしてしまうという事から。 所自慢(ところじまん) 自分が住んでいる場所や故郷などを自慢する事。 [0回] 犬の糞に手裏剣 いぬのくそにしゅりけん どうしようもない事に大事なものを使用してしまう事。 投げるのか?どけるのか? この諺の解説としてよくあるのが 犬のウンチに手裏剣を投げるようなもったいない事をする。 というのと 犬のウンチを手裏剣を使ってわきにどける。 というものがあります。 手裏剣を使うのは忍者だと思いますが 忍者ってわざわざウンチをわきにどけたりするのかな? と考えたりします。 [0回] 犬の糞で敵を取る いぬのくそでかたきをとる 人としての品性に欠ける下品な方法で仕返しをする事。 意地の悪い復讐方法。 玄関に犬の糞をまき散らしその家の者を困らせ喜ぶという下品な行為から。 卑劣(ひれつ) 卑怯と似ている言葉ですが 卑怯と言うのは物事に正面から立ち向かう勇気がないというような意味になり 卑劣とは相手に対して強い嫌悪感を表す言葉で 相手の下品な行動などに強い否定を含んで表す言葉です。 [0回] 犬の川端歩き いぬのかわばたあるき 何かを買うわけでもないのに店を見て回ったり 頑張りがいのないような事にあちこち走り回ったりと あまり意味のないような行動をする事。 犬が食べ物を探しに川端をうろうろしても 食べられそうなものは川に流されてしまい何もなく 努力が無駄になってしまう事から。 川端(かわばた) 川のほとり。 川べり。 ほとり(畔・辺) 付近。 近辺。 あたり。 など [0回] 犬の一年は三日 いぬのいちねんはみっか 犬の成長は非常に早いものだという事。 また、人の三日は犬の一年に当たるほど成長の中身の価値が違うのだという事。 犬の時間 犬は生まれて最初の一年で人の15~20歳くらいまで成長すると言われ その後一年で人に換算すると4~9歳くらいのペースで歳を取ります。 これは犬の大きさなどにより違いが出るそうです。 [0回]