一輪咲いても花は花 いちりんさいてもはなははな 多数ではなくたった一つだけ咲いていても花は花である事から 量よりも質の問題であるという事。 たくさん花が咲いているととても見事できれいですが たった一輪の花が咲いていてもはやりおなじきれいな花であるという事。 花の数え方 丸く咲いた花を一輪と数え 群れを成して咲くのを一むら 小さな花が咲く一つの枝を一朶(いちだ)など 様々な数え方があります。 [0回]PR 一利あれば一害あり いちりあればいちがいあり 利点もあれば実害もあるという事。 良い事もあるが悪い事もあるという事。 利点(りてん) 有利な点。 利益になる点。 好都合な点。 実害(じつがい) 実質的な損害 [0回] 一陽来復 いちようらいふく 悪い事が続いた後に良い事が訪れる事。 冬が終わり再び春が来る事。 陰が陽に返る事。 一陽(いちよう) 易でいう陽の気。 来復(らいふく) 一度去ったものが再び戻ってくる事。 [0回] 一葉落ちて天下の秋を知る いちようおちててんかのあきをしる 物事のわずかな兆しを見て将来の大筋の変化を察知する事。 散るのが早いと言われる青桐の葉が落ちたのを見て秋の訪れを察する事から。 わずかな前兆をみて衰亡を予知する事。 衰亡(すいぼう) 次第に衰え滅びる事。 [0回] 一文高の世の中 いちもんだかのよのなか 少しでも他人よりお金を持ってる事が偉いとされる事。 お金持ちが幅を利かせる世の中。 お金さえ持っていれば馬鹿でもいくら若くても偉いと思われる事。 一文高(いちもんだか) 一文でも多く持っているほうが尊ばれる事。 [0回] 一文銭と親の讎は取りにくい いちもんせんとおやのかたきはとりにくい 少額のお金を貸した場合なかなか返してくれとは言えないという事。 讎(かたき・あだ) 報復する。 仕返しをする。 敵対する。 など 仇討ち(あだうち) 直接の尊属を殺害した者に対して復讐をする中世日本の制度。 基本的に子が親の敵を討つなどの血縁上の繋がりがある親族のための復讐。 [0回] 一文銭で生爪剥がす いちもんせんでなまづめはがす 守銭奴を例えたもの。 一文銭をもらうために自分の生爪を剥がすのもいとわないという事から。 守銭奴(しゅせんど) お金に対する執着の強い人やケチな人。 けち お金を使う事を嫌い、生活の一部に支障が出る事になってもお金を貯めようとする人。 [1回] 一文惜しみの百知らず いちもんおしみのひゃくしらず 目先の利益に目がくらんで後で大損害になる事に気付かない事。 わずかな出費を惜しみそれが原因で大きな損をする事。 一文(いちもん) 銅貨の穴あき銭一枚。 わずかなお金の事。 [0回] 一も取らず二も取らず いちもとらずにもとらず 欲張って二つの物を同時に手に入れようとすると 結局はどちらも失敗してしまい何も取れないで終わる事。 欲張らずに一つの事に専念したほうが良いという事。 専念(せんねん) そのことに集中する事。 心を他にそらさず行う事。 [0回] 一目置く いちもくおく 相手が自分よりも優れた能力を持っている事を認めて敬意をはらう事。 囲碁で弱いほうがハンデをもらい 先に一個の碁石を置いてから勝負を始める事に由来する。 敬意(けいい) 尊敬する気持ち。 敬意を表す・敬意を払う・敬意をこめる などと使用する。 [0回]