上手な嘘より下手な実意 じょうずなうそよりへたなじつい まるで気持ちのないうわべだけの上手な嘘をよりも 不器用で結果がよくなくても 真心のこもった行いのほうが有難いものだという事。 飾り立てた心地よい嘘よりも 見てくれはよくなくとも誠意のこもった態度のほうが良いという事。 巧偽は拙誠に如かず 実意(じつい) 本心。 嘘偽りなどない本当の気持ちの事。 まごころ。 [0回]PR 小心者は損をする しょうしんものはそんをする 気の弱い人は他人を押しのける事が出来なく 自己主張ができず我慢ばかりしてるので損をするのだという事。 小心者は気が弱いため 失敗を恐れる事が多く そのためやってみると意外と簡単な事であっても それをなかなか実行に移すことが出来ないというのも損かもしれません。 正直者が損をする 小心者(しょうしんもの) 気の小さい人。 度量が狭く人の事をきかない人。 [0回] 小人の腹は満ち易し しょうじんのはらはみちやすし 小人は目先の事しか考えないので わずかなお金で簡単になびいてくるという事。 小人の腹の中は利益の事しかないので ちょっとした利益を与えると満足するという事から。 小人の腹は肥え易し 小人(しょうじん) 器量の小さい人。 徳の無い人。 品性に乏しい人。 [0回] 小事は大事 しょうじはだいじ 小さな事でも疎かにすると後々大変な事になるという事。 大きな事も最初は小さな事が原因で始まる事が多く 小さな事をいい加減には出来ないという事。 小事を軽んずるなかれ 小事が大事を生む [0回] 小事と大事は一目には見難し しょうじとだいじはひとめにはみがたし 全体を広く観察する事と 小さな事を細かく観察する事は同時には出来ないという事。 大局に気を取られ細部の様子などが疎かになる事。 小事(しょうじ) それほど重要ではない事。 些細な事。 大事(だいじ) 重要な事。 一番大事なもとになる部分。 一目(ひとめ) 一度に見える事。 総てを見渡す事。 [0回] 障子口から上がれば坊主 しょうじぐちからあがればぼうず 玄関以外からいきなり座敷へ上がるのを戒めたもの。 縁側や大きい窓から直接家に入るのは 事情があるお坊さんや棺桶などしかないという事から。 障子口(しょうじぐち) 扉ではなく障子が立ててある出入り口。 [0回] 正直貧乏横着栄耀 しょうじきびんぼうおうちゃくえいよう 世の中は矛盾している事が多いという事。 正直者が浮かばれない事が多いのに対し 自分の事しか考えないずるい者は上手に立ち回りよい思いをする事から。 正直者が馬鹿を見て 無法者が甘い汁を吸うという矛盾を言ったもの。 あほう正直くそ横着 横着(おうちゃく) 図々しい事。 ずる賢く手を抜く事。 やらなければならない事を怠けて楽をしようとする事。 栄耀(えいよう) 贅沢をする事。 また、自分の思い通りにわがままに振舞う事。 [0回] 正直は一生の宝 しょうじきはいっしょうのたから 正直である事は損をする事もあるが 長い目で見ると正直である事は人の信頼を集め その結果成功を収める事が出来るので 一生続ける事は宝であるという事。 正直は一生続けるべき美徳であり 人からの信頼は幸福を呼ぶのだという事。 正直の頭に神宿る 一生(いっしょう) 生まれてから死ぬまでの間。 生涯。 [0回] 正直は阿呆の異名 しょうじきはあほうのいみょう 融通が利かないほど正直を貫く人は 世渡りが下手過ぎて愚か者と同じであるという事。 正直なのは善い事ではあるが 正しいと信じた事だけしか見ないでいると 臨機応変な対応ができずそれは阿呆と同じだという事から。 正直は馬鹿のもと 正直も馬鹿のうち 結構はあほうの唐名 異名(いみょう) あだ名。 本名以外でみんなにわかる呼び名。 [0回] 正直の儲けは身につく しょうじきのもうけはみにつく 真面目に働いて稼いだお金は無駄に使うことなく 有意義な使い方をするものだという事。 苦労を覚えているので 自分の為になる事に使うのだという事。 身に付く(みにつく) 身に着くも同じ。 技術や知識などを習得する。 あるいは自分の物として持つ事。 [0回]