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こでこにならぬほととぎす
愛情を注いで育てた養い子であっても実の子にはならないという事。
杜鵑は鶯の巣に卵を産みそこで雛となり
鶯に育てられて成長するが
育ってしまうと杜鵑として巣を飛び立つという事から。
法律上の詳しい事はわかりませんが
養子でも愛情を注げば実子と変わりなく育ってくれるはずですから
養親の方たち頑張っていただきたいと思います!
杜鵑は鶯の養い子
鶯の巣の杜鵑
- 養子縁組(ようしえんぐみ)
養子縁組には普通養子縁組と特別養子縁組の2種類があり
普通養子縁組は
養子が実親と養親双方が親の権利を持つ二重の親子関係を作る事で
養子はどちらの親の相続権も持つ事となります。
それに対し特別養子縁組は実親との縁を切り
養親との親子関係を結ぶもので実親の相続権はなくなりますが
厳格な基準があり家庭裁判所の判断が必要となります。 -
ごぞうろっぷにしみわたる
体の隅々にまで効果が行き届く事。
心臓・肝臓・腎臓・脾臓・肺(肺臓)を五臓といい
胃・肝臓(肝)・大腸・小腸・膀胱・三焦を六腑と呼び
それらすべての内臓に行き渡るという事から。
- 三焦(さんしょう)
三焦とは中国医学における六腑の一つとされるもので
明確にどの臓器かという答えは難しく
膵臓になるのではないかという意見や
身体の上下内外をつなぐ油膜のようなものとする説など様々で
《名ありて形なし》とも言われています。
- 沁みる(しみる)
心身に関わる事に対する表現として使われることが多く
歯が沁みるや心に沁みるなどと使用されますが
常用外の漢字であるため《染みる》で代用されるか《しみる》とされる。 -
ごせいゆみぢから
想像している能力とは別の違う能力が大事であるという事。
知力が高いからと言って碁が上手になれるわけでもなく
力が強いからと言って弓が上手になれるわけでもないという事から。
碁は経験を積むことが上手になるコツと言われ
知力よりも実戦経験を重ねる事が早く上達すると言われています。
弓は姿勢が大事と言われ
力よりも様々な動作を姿勢正しく行うのがよいようです。
弓勢碁分別
碁知恵算勘阿呆の中
碁案弓勢
- 碁勢(ごせい)
碁で相手に攻める時の勢い。
また、碁の大局的な優勢劣勢の勢力関係。
- 弓力(ゆみぢから)
弓を引く力の事でその力にあった弓の事。
弱い弓や強い弓と呼ばれるもので
強い弓がよいわけではなく自分に適した物を使用するのがよく
自分の肉体に合わない弓を使用すると体に負荷がかかり
矢を遠くへ飛ばせないなどの問題が生じる。