"う"カテゴリーの記事一覧 魚のかかるは甘餌に由る さかなのかかるはかんじによる 利欲に目がくらみ一生を台無しにしたり命をなくしてしまう事。 用心深い魚でもうまい餌があるとだまされて針にかかってしまう事から。 名誉や利益などの甘い餌を使い相手を滅ぼそうとする者がいるので 利益を得ようとする欲望を戒めたもの。 利欲(りよく) 利益に対する欲望。 [0回]PR 魚と水 うおとみず 密接な間柄の事。 切っても切り離せない仲。 魚にとって水は必要不可欠なもので 水に依存し、水の恩恵を受けて生きている事から。 水魚の交わりと同じ。 [0回] 魚心あれば水心 うおごころあればみずごころ 相手が好意を持ってくれると 自分も相手に好意を持つものだという事。 また、相手の出方に対してこちらも用意がある事。 魚が水を思う気持ちがあれば水もその気持ちをくみ取るであろうという事から。 [0回] 上を見れば方図がない うえをみればほうずがない 上を求めると限りがないという事。 適度なところで満足したほうがいいという事。 方図(ほうず) 限度。 物事の限り。 [0回] 上を下へかえす うえをしたへかえす 非常に混乱をしてごった返す事。 上と下を取り違えるほど混雑している事から。 ごった返す(ごったがえす) ひどく混雑する事。 整わず雑然としている事。 [0回] 上見ぬ鷲 うえみぬわし 傍若無人な態度を取る事。 鷲は他の鳥に警戒する必要がなく 自分の上に敵がいることもないので空を見上げない事から。 傍若無人(ぼうじゃくぶじん) 人目をはばからず勝手なふるまいをする事。 他人を無視し思い通りの事をする事。 [0回] 上には上がある うえにはうえがある これが最高だと思うような事でも それよりも上のものがよくあるという事。 物事には限度はなくそれで満足してはいけないという事。 限度(げんど) 物事の範囲などがそれ以上を超える事はできないという堺。 [0回] 飢えに臨みて苗を植える うえにのぞみてなえをうえる 必要な事態になってしまってから準備を始めても手遅れである事。 お腹が空いてから米を育て始めてもとても間に合わない事から。 苗(なえ) 種から芽を出して間もない草木。 稲の苗。 稲(いね) 米が収穫できる植物。 世界三大穀物の一つ(稲・小麦・トウモロコシ) [0回] 飢えたる者は食を為し易し うえたるものはしょくをなしやすし 悪政に苦しむ人々はわずかの善政にも満足してしまうという事。 空腹の者はどんな食べ物でも喜んで食べる事から。 悪政(あくせい) 民衆の意思を無視し苦しみを試みない政治。 善政(ぜんせい) 民衆を思いやる政治。 [0回] 飢えたる犬は棒を恐れず うえたるいぬはぼうをおそれず 困窮し生きるのに大変な人は 法を破ったり悪事を働くことを恐れず行うという事。 空腹の犬は棒を持っている人を恐れる事なく食べ物に近づく事から。 飢え(うえ) 空腹。 満たされない事。 [0回]