"う"カテゴリーの記事一覧 浮世は衣装七分 うきよはいしょうしちぶ 世の中では見た目が重んじられる事が多く それで判断される事がよくあるという事。 内容よりも外観で判断されてしまい うわべだけで判断されてしまうという事。 上辺(うわべ) 物の表面。 中身とは違った見せかけの様子。 見た目。 [0回]PR 浮世の苦楽は壁一重 うきよのくらくはかべひとえ 人生とは決して苦ばかりではなく楽しい事ばかりでもないという事で 苦しい時に悲観ばかりするのも問題だが 楽観ばかりしているのも禁物であるという事。 良い事ばかりでも悪い事ばかりでもないので 常に精を出し頑張るのが良いという事。 苦楽(くらく) 苦しみと楽しみ。 [0回] 浮世三分五厘 うきよさんぶごりん この世は不安定で価値のないものに思うという事。 浮世(うきよ) 変わりやすい世間。 世の中。 三分五厘(さんぶごりん) それほど価値がない事。 安っぽい価値しかない事。 [0回] 浮き沈み七度 うきしずみななたび 人生とはなだらかなものではなく 何度も良い事や悪い事の浮き沈みを繰り返すものだという事。 平坦な人生はないという事。 七度(ななたび) 多くの回数。 なだらか 何も変わったことがない事。 表面が角々しくない事。 ゆるやかである事。 [0回] 浮き川竹 うきかわたけ 心を悩ますことの多い不安定な身の上を例えたもの。 水に浮き沈みしている川の中の竹の事をいい 浮きと憂き(つらい事など)をかけた言葉。 竹(たけ) アジアの温帯・熱帯、オーストラリアの北部、ヒマラヤ地域など様々な場所に分布。 竹の芽はタケノコで人間が食し、葉の部分はパンダの主食となります。 [0回] うかうか三十きょろきょろ四十 うかうかさんじゅうきょろきょろしじゅう 30代の頃は真剣に仕事をしないでうかうかと過ごしてしまい 40代になって慌てて周りをきょろきょろ見てももう遅く なかなかうまくはいかないという事。 際立った事もなく人生はあっという間に過ぎてしまうという事。 際立つ(きわだつ) 周囲とははっきりと違いがあり、ひときわ目立つこと。 [0回] 魚も食われて成仏す うおもくわれてじょうぶつす 仏教の殺生戒を破るための口実。 仏教では生臭い魚を食べる事は嫌われるが 魚からすると人間に食べられるほうが 他の動物に食べられるよりも本望であり それをすることは功徳であるというもの。 殺生戒(せっしょうかい) 生き物、特に人間を殺すことを戒める戒律。 戒律(かいりつ) 信者が信仰において守るべき規則。 [0回] 魚は鯛 うおはたい 仲間の中で一番優れているものという事。 日本では鯛は味の良さや姿が美しく祝い事などにも欠かせない上等品であるため。 [0回] 魚の水を離れたよう うおのみずをはなれたよう ただ一つの拠り所を失いどうにもならない事。 魚は水から出てしまうと為す術がない事から。 為す術もない(なすすべもない) 有効な方法や手段などがない事。 術(すべ) 目的を為し遂げるための手段や方法。 [0回] 魚の木にのぼる如し うおのきにのぼるごとし どうしようもないほど不利な状況である事。 水の中に住む魚が本来の場所を離れ木に登っても まったく水とは状況が違うので手も足も出ない事から。 また、魚が木にのぼるなど無理な事から 不可能な事をするたとえ。 不可能(ふかのう) 可能ではないさま。 できない事。 [0回]