"お"カテゴリーの記事一覧 鬼瓦にも化粧 おにがわらにもけしょう 醜い者でも化粧をすれば美しく見えるという事。 いかつい容貌であっても飾り立てると見栄えが良くなるという事。 鬼瓦(おにがわら) 屋根の一番高いところにつける鬼の形をした瓦の事。 そこから転じ怖くて醜い顔などを言う。 [0回]PR 鬼が出るか蛇が出るか おにがでるかじゃがでるか どんな困難な事が起こるか予測ができない事。 また、結果がどんなものか予想ができないが 恐れずに行動しなければならない事。 どんな化け物が出るのかわからない状態から。 傀儡子の口上からでたもので 鬼(災い)蛇(仏)のどちらがでるかというもの。 傀儡子(くぐつし) あやつり人形を使った旅芸人。 [0回] 同じ釜の飯を食う おなじかまのめしをくう 長い時間同じ苦労を分かち合った親しい仲間の事。 一つの釜のご飯を食べあった間柄という事から。 一緒に生活し親しく暮らした仲間。 [0回] 同じ穴の貉 おなじあなのむじな 一見無関係なようで実は同類や仲間である事。 よからぬ事を企む同類など。 貉(むじな) 主にアナグマの事を言うが 地方によってはタヌキやハクビシンの事もそう言う。 ハクビシンは近年に確認された帰化動物とされていますが ムジナとしてタヌキやアナグマと混同されていて 雷獣として認識されていた在来種という説もあります。 [0回] 大人は目恥ずかし下衆は口恥ずかし おとはなめはずかしげすはくちはずかし 立派な者は他人からどう見られているかを気にして 心が卑しい者は他人がどう言っているかが気になるという事。 大人(おとな) 思慮分別のある人。 集団の長で年配の者。 下衆(げす) 品行下劣な人。 身分の低い者。 [0回] 男やもめに蛆がわき女やもめに花が咲く おとこやもめにうじがわきおんなやもめにはながさく 男性の一人暮らしは住んでいる場所が不潔になりやすく 女性の一人暮らしは身綺麗できちんとしているという事。 やもめ もともとは夫を亡くした女性の事をいい男性の場合はやもおと呼んでいました。 ただ、現在では配偶者を亡くした者ばかりではなく独身者の意味にも使われている。 身綺麗(みぎれい) 身の回りや身だしなみが綺麗でさっぱりとしている様。 [0回] 男は妻から おとこはめから 男の出世や出来は妻の内助の功で決まるというもの。 男の出世や幸せは男自身の頑張りだけでは成り立たなく 妻の心がけが大きく作用するという事。 内助の功(ないじょのこう) 内側からの目立たない功績。 家で夫の働きをサポートする妻の働き。 [0回] 男は松女は藤 おとこはまつおんなはふじ 男はどっしりと根を生やした松のように生き 女は藤のように松を頼って絡まりながら生きるのがよいという事。 女性は男性を頼って生きるものだという昔の考え方を示したもの。 松(まつ) 古くから日本では身近な樹木。 かつては燃料や刀鍛冶などで使用されていたもので 防風林などにも植えられる。 藤(ふじ) マメ科フジ属の植物。 他の植物などに巻き付いて成長する。 [0回] 男は裸百貫 おとこははだかひゃっかん 男は何も持っていないような状態でも百貫の値打ちがあるという事。 無一文であっても働いて財産を作れるという事。 百貫(ひゃっかん) 一貫の百倍で非常に価値のあるものの意味。 貫とは銭1000枚分を表し現代のお金に換算すると 計算方法は様々ですが一貫15万円~125万くらいとなります。 百貫はそれの100倍なので最低でも1500万ほどとなります。 [0回] 男は度胸女は愛嬌 おとこはどきょうおんなはあいきょう 男性にとって大事なのは決断力としり込みせずに物事にあたる事で 女性にとって大事なのはやさしさや愛嬌のあるしぐさであるという事。 度胸(どきょう) 物事を恐れない心。 肝っ玉。 愛嬌(あいきょう) にこやかでかわいらしい事。 憎めない表情やしぐさ。 相手を喜ばせるような振る舞い。 [0回]