"お"カテゴリーの記事一覧 女賢しくて牛売り損なう おんなさかしくてうしうりそこなう 女性が利口なのは目先の利害にとらわれがちで 大局を見失いその結果損をしてしまう事が多いという事。 目先の事で小さく儲け 大きく損をしている事が多いと解釈される。 牛の売買には長年の知識と経験を必要とし 浅知恵でこれを行うと大損に繋がる事になり 女性の知恵は狭い視野での判断をしがちで いくら偉そうな女性であっても 下手に出しゃばると損をするものだという事から。 [0回]PR 尾を振る犬は叩かれず おをふるいぬはたたかれず 従順な者にはひどい仕打ちや手荒な真似はできないものだという事。 吠えかかって牙を向いてくる犬は憎く思っても 尻尾を振り従順な犬には憎いという感情があまりわかない事から。 犬が尻尾を振る理由 犬が尻尾を振るのは緊張状態であるためで 楽しい・嬉しい・威嚇をしているなどの理由であるため 必ず友好的な態度とは限らないので注意が必要です。 [0回] お椀を持たぬ乞食はない おわんをもたぬこじきはない 仕事をするのに必要な道具はいつでもそろえて持っていなければならないという事。 乞食でもお恵みをもらうお椀は何時も持っているので 職人が道具をそろえていないのは乞食にも笑われてしまうという事。 乞食(こじき) 金銭や食べ物をもらい生活をする人。 [0回] 終わりよければすべてよし おわりよければすべてよし 最後が良いものであれば途中にあった苦労や失敗などは問題ないという事。 最後が大事であるという事。 シェイクスピアの戯曲 All's Well That Ends Well(終わりよければすべてよし) から。 シェイクスピア イングランドの劇作家、詩人。 ロミオとジュリエット ハムレット リア王 マクベス オセロ などが代表作。 [0回] 終わりが大事 おわりがだいじ 物事の最後が肝心であるという事。 何事でも達成しようとする間際には気が緩むもので それが原因で最後の最後で失敗などする事もあり 初めから終わりまで気を引き締め気を抜かないよう戒めたもの。 最後まで気を抜いてはいけないという事。 気を抜く(きをぬく) 張りつめていた心を緩める事。 気持ちが緩む事。 [0回] 負わず借らずに子三人 おわずからずにこさんにん 他人に迷惑をかけたり借金などをする事もなく 子供が三人ほどいるのが幸福で理想であるという事。 《負う》というのは恩を受ける事で 借りを作るや世話になるの意味。 [0回] 愚か者に福あり おろかものにふくあり 愚鈍な愚か者は強い野心には無縁なので 他人と争う事を好まず憎まれることもなく 本人にとっては幸福な一生であるという事。 愚か者と馬鹿にされることはあるが 人の怨みなどとは無縁で平穏無事な一生であるという事。 平穏無事(へいおんぶじ) 変わった事は何もなく穏やかでいる様。 普段と変わりなく何もトラブルなどない事。 [0回] 及ばざるは過ぎたるに勝れり およばざるはすぎたるにまされり やり過ぎてしまうよりは少し不足するくらいがよいという事。 不足するとそこから頑張りや工夫などが生まれるが やり切ってしまい満足してしまうとそこで終わりになってしまうという意味でもあります。 徳川家康の名言として知られる。 [0回] 及ばぬ鯉の滝登り およばぬこいのたきのぼり どれほど努力してもいくら望んでみてもとても目標が達成できない事。 決してかなわない恋に使われる場合もある。 鯉は困難に打ち勝ち激流の川をさかのぼる事ができるが さすがの鯉でも滝を上る事はできない事から。 鯉(こい) コイ目コイ科の淡水魚。 食用として日本や中国・ヨーロッパなどで食べられる。 滝を登ると竜になるという伝説があります。 [0回] 及ばざるはそしる およばざるはそしる 他人より劣る者は相手をねたんでしまい 悪く言ってしまうものだという事。 及ぶ(およぶ) 自分の力が届く。成し遂げられる。 能力・地位・実績などがある程度の基準に達する事。 ある状態に立ち至る事。 《ざる》とつく場合それを打ち消す意味になり逆となる。 そしる 人の事を悪く言う。 非難する。 けなすなど。 [0回]