"か"カテゴリーの記事一覧 金に糸目を付けぬ かねにいとめをつけぬ お金を何の制限も設けずいくらでも出してしまう事。 ためらいも惜しげもなくお金を出す事。 糸目(いとめ) 凧に糸をつけないと凧を制御する事ができず 凧はどんどんと上がっていくそうで そこから転じて糸目をつけないとは 制御や制限をする事ができない事となります。 [0回]PR 金と塵は積もるほど汚い かねとちりはつもるほどきたない 金持ちになると貯める事に執着をしだし どんどんケチになって浅ましいものだという事。 金はあればあるほど貯めたいという気持ちが強くなり その事により意地汚くなってしまうのは 塵が積もるのと同じ事で汚いものだという事。 浅ましい(あさましい) 卑しい。 見苦しい。 意地汚い(いじきたない) 物欲がとても強い事。 食べ物・お金・品物などへの執着が強い事。 [0回] 金で面を張る かねでつらをはる お金の力で他人を服従させたり屈服させる事。 お金を使い他人を操り自分の思い通りにしようとする事。 お金の誘惑に弱い人を取り込む事で自分に有利になるよう画策する事。 面を張る(つらをはる) 顔をたたく事。 [0回] 金が物を言う かねがものをいう すべて世の中はお金の力が強く影響力があるという事。 お金で何事も解決しようとする事。 物を言う(ものをいう) 効果を発揮する事。 効力がある事。 [0回] 金が金を儲ける かねがかねをもうける 資本が利益を稼いだり 元金が利子を生みだしたりと お金がお金を生み出し次第に増加していく事。 お金の稼ぎ方 貧乏人は足し算でお金を稼ぎ(時給) お金持ちは掛け算でお金を稼ぐ(販売量) という考え方があるそうです。 [0回] 金が敵 かねがかたき 金儲けは敵にあうように なかなか巡り会えずに難しいという事。 また、大金を持ってしまったために 災いを招いてしまったり身を亡ぼす原因となる事。 お金は持つ人の心がけよっては敵になってしまうという事。 心がけ(こころがけ) 日常の気の持ち方。 普段の節度。 [0回] 金があれば馬鹿も旦那 かねがあればばかもだんな どんなに馬鹿でどうしようもない人間でもお金を持っていると 周りの人々がもてはやしてくれるという事。 本人の魅力ではなくお金の魅力に他人は集まってくるという事。 旦那(だんな) 施しをしてくれる人。 男性の得意客の事。 [0回] 金請はするとも人請はするな かねうけはするともひとうけはするな 借金の保証人になるのはまだましだが 身元保証人にはなるものではないという事。 身元保証人は面倒事が多いという事。 身元保証(みもとほしょう) 身元保証は ①社員が会社に損害を与えてしまった場合その損害を埋め合わせる金銭賠償 ②過失を犯した場合注意などを与え再発を防ぐ事や精神疾患などへの対応 などがあります。 [0回] 鐘鋳るまでの土鋳型 かねいるまでのつちいがた 目的を成功させるために一時的な手段として用いるもの。 また、目的を達成させるまでの間は お粗末な物でも我慢しなければいけないという事。 鐘を作る時にはまず土で鋳型を作り そこへ熱く溶けた鉄を流し込み冷やして固めますが その後鋳型を壊して鐘をとりだす事から。 鋳造(ちゅうぞう) 古代からある加工法。 寺の鐘などは主に砂型鋳造を用いて作られる。 [0回] 蟹は甲に似せて穴を掘る かにはこうににせてあなをほる 人は自分の力量の大きさや考え方に見合った行動をとるものだという事。 また、自分の叶えられる願望を持つものだという事。 蟹は自分の隠れる穴を自分の甲羅の大きさに合わせてうまく収まる事から。 力量(りきりょう) 物事を成功させる能力。 見合う(みあう) つり合いが取れる事。 [0回]