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諺-ことわざ

後家育ちは三百安い
ごけそだちはさんびゃくやすい

厳しく躾けをする役割の父親が亡くなり
母親だけになった家庭の子供は甘やかされて育つという事。

これは母子家庭に限らず片親しかない家庭の子供に共通する事で
親が仕事に忙しく子供の相手をあまりしてあげる事ができない
という問題が関係しているもので
ダメな物はダメときちんと教えたりできない事からだと言われています。

現在はそうではありませんが本来善悪の区別というものは
父親が子供に教えるものという考えが昔はあったためであると思われます。

もちろん父子家庭・母子家庭のすべてがそうではないので注意が必要で
両親そろった家庭でも片親しか子供に接してない場合はそうなる事もあるそうです。


ばば育ちは銭が安い


  • 後家(ごけ)

夫と死別した後、再婚をせず暮らす女性。
昔は未亡人という呼び名もありましたが現在では使用を控えているようです。


  • 三百安い(さんびゃくやすい)

三百文は価値の低いものだったことから低級で価値の無いものという意味。

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