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諺-ことわざ

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粉糠三合あったら婿に行くな
こぬかさんごうあったらむこにいくな

婿入りは辛い思いをするので軽はずみにはしてはいけないという事。

婿入りとはかなりな苦労を伴うので
わずかばかりの財産があるのであれば婿入りせず
自分で所帯を持ち家長となるのがよいという事。

婿に行くというのは相手の家の財産を相続する事になりますが
大事な娘と財産をわたす義父母は
それだけの事をするため厳しい目で婿を見がちで
妻のほうも自分の実家であるため遠慮がなく
夫婦関係は妻のほうがはるかに上となる事から。


来ぬか来ぬかと三度言われても婿と養子には行くな
小糠三合有ったら入聟するな
養子に行くかいばらの藪を裸で行くか


  • 粉糠(こぬか)


小糠とも書く。
穀物を精白するときに出る表皮や胚芽などが砕けて粉になったもの。
そのままでは食べる事はできないがぬか漬けを漬けるために必要で
そのほかにも昔は洗剤として使用する事もあり
家畜の飼料としての使用も可能です。
《粉糠三合》という場合には婿養子を指し軽蔑した呼び方となります。
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