諺-ことわざ

さやあて

些細な理由で意地を張りあって起こる喧嘩の事。

また、一人の女性を二人の男性が求め争う事。

もともとは武士が路上ですれ違いざまにお互いの鞘がぶつかった事から
それを理由に喧嘩に発展した事で
他人の鞘が当たるのは無礼な行為という認識があったために起こった。

• 武士の作法

武士は左に帯刀していた為
お互いの鞘がぶつからないよう左側通行という決まりがあり
争いを避けていました。
もしもお互いの鞘がぶつかると切り合いにまで発展する事もあり
武士の魂にぶつけるのは無礼な事とされていました。
また、喧嘩を売る為にわざと鞘をぶつけて
現代でいう肩がぶつかったと因縁をつける相手もいたようです。