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諺-ことわざ

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墨は餓鬼に磨らせ筆は鬼に持たせよ
すみはがきにすらせふではおににもたせよ

墨をする時には力を抜いて行うのがよく
筆を使用して書く時には力を込めて行うのが良いという事。

また墨はゆっくりと少しずつするのがよく
筆で字を書くには勢いよく力強くするのが良いという事。

墨をするには空腹で力が出ない餓鬼のように力を込めず
筆を使用するには強靭な体を持つ鬼のように力を込めるのが良いという事から。


  • 餓鬼(がき)


常に飢えや乾きに苦しんでいる亡者。
餓鬼には《人中の餓鬼》と《餓鬼世界の餓鬼》がいるという説があり
前者は夜に起きて昼に寝るという人とは真逆の行動を取り
後者は慳貪(けんどん)や嫉妬などが原因で餓鬼世界に生まれ変わった者と言われる。


  • 鬼(おに)


閻魔大王の元で地獄の亡者を苦しめる獄卒と言われている存在。
強靭な体を持ち力の強い怪物というイメージで語られる事が多いが
遠い国から来た外国人や海賊・山賊などの野蛮な不法集団を指す事もあったようです。
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