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諺-ことわざ

脛に疵持てば笹原走る
すねにきずもてばささはらはしる

世間に後ろめたい事がある人は
周りの目を気にしてビクビクしているのだという事。

脛に疵がある人は
笹原を歩くのにその葉っぱが脛の疵に触れたりして
痛い思いなどしないかと心配しながら早足で歩く事から。


脛に疵あれば田から走る
足に疵もてば笹原走れぬ
脛に疵あれば萱原を走らぬ
脛に疵あれば竹藪へとぶ


  • 萱原(かやはら)

茅の生えた原っぱの事。
茅は古くは萱と書くのでこう呼ばれる。
茅とは細い茎と葉っぱから構成される植物の事で
ススキなどがこれに当たる。
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