祈らずとても神や守らん いのらずとてもかみやまもらん 日頃の行いが正しく神仏を深く敬っていれば 形式にこだわらなくとも神助が得られるという事。 普段の行いが正しければ 困ったときに神に祈らなくても加護を得られるという事。 神助(しんじょ) 神の慈悲の力による助け。 天祐。 [0回]PR 井の中の蛙大海を知らず いのなかのかわずたいかいをしらず 自分の狭い知識や考えにとらわれて 他にもたくさんの世界がある事を知らない事。 世間知らずの事。 井蛙(せいあ) 井戸の中に住むカエル。 見識の狭い人のたとえ。 荘子の秋水から。 [0回] 命より名を惜しむ いのちよりなをおしむ 命を惜しむあまりに屈辱的な生き方をするよりも 名誉のため潔く命を絶ったほうがよいという事。 命より名誉を重んじる事。 名誉(めいよ) 個人や集団の人格に対し社会的に良いと認められる価値。 名声を得る事。 [0回] 命は法の宝 いのちはほうのたから 仏の教えをありがたく聞けるのは 命があり生きていればこそであるという事。 法(のり) 仏の教え。仏法。 人としての道理。 [0回] 命は宝の宝 いのちはたからのたから 命とは世の中のどのようなものよりも尊いものだという事。 何事も命があってのものですべての根本であるという事。 尊い(とうとい) きわめて価値の高いもの。 とても貴重なもの。 ありがたいもの。 [0回] 命は風中の燈の如し いのちはふうちゅうのともしびのごとし 人の命は消えやすいものだという事。 人生は無常である事のたとえ。 また、危険が近づいている事にも例えられる。 風が吹いている中での蝋燭の炎はいつ消えるかわからないという事から。 無常(むじょう) 人生の儚いさま。 永遠不変のものはないという事。 儚い(はかない) あっけないさま。 空しく消える事。 もろく長続きしない事。 [0回] 命は鴻毛よりも軽し いのちはこうもうよりもかるし 大義のために命を捨てる事は少しも惜しくはないものだという事。 鴻毛(こうもう) おおとりの羽根できわめて軽いもののたとえ。 おおとり 鴻の場合は白鳥やコウノトリなどの大きな鳥の意味となり 鳳では伝説上の鳥の意味になります。 [0回] 命は槿花の露の如し いのちはきんかのつゆのごとし 人の命は朝顔の花についた露の雫のように儚いものであるという事。 人生の無常をたとえたもの。 槿花(きんか) むくげの花の事で朝に開いて夜にしぼむ。 あるいは、朝顔の花の事を言いそちらは朝に開いて昼にしぼむ。 儚い栄華のたとえに使用される。 [0回] 命は義に縁りて軽し いのちはぎによりてかるし 命は大切な物ではあるが義のためには捨てても惜しくはないという事。 義(ぎ) 人間の行動・主義・道徳などで良い・正しいとされる気持ち。 利害を捨てて公私のために尽くす事など。 縁りて(よりて) したがって。 [0回] 命の洗濯で水入らず いのちのせんたくでみずいらず 他人を交えずにのびのびと楽しむ事。 水入らず(みずいらず) 他人を交えない事。 身内だけの事。 油と水の関係で油(身内)に水(他人)が混ざらない 純粋に同質だけの集まりであるという事。 [0回]