一枚の紙にも表裏あり いちまいのかみにもひょうりあり 一見して簡単に見えるものであっても 実は複雑な事情が絡んでいる事があり軽々しく判断してはいけないというもの。 物事には裏と表があるという事。 紙の裏表 紙は製造過程で表と裏が必ずできてしまい その差をどれだけ目立たなくするかがポイントとされています。 よりつるつるしているほうが表と言われます。 [0回]PR 一分八間 いちぶはちけん 弓道で使われる言葉。 手元で一分の狂いがあると的にとどくときには八間もの誤差が出るというもの。 最初が肝心で些細な事の違いが後々は大きな違いになってくるという事。 一分(いちぶ) 長さの単位である場合は一寸(約30㎝)の1/10となり約3㎝となります。 一間(いっけん) 一間は約1.81mで一坪の一辺の長さとなり 八間は14.4mとなります。 [0回] 一物あれば一累を添う いちぶつあればいちるいをそう 一つの物には何かしらの煩わしさがついて回るという事。 累(るい) しばられて離れないもの。 かかわりあい。 [0回] 一富士二鷹三茄子 いちふじにたかさんなすび 初夢で見ると縁起の良いとされるもの。 来れには続きがあり 四扇(しおうぎ) 五煙草(ごたばこ) 六座頭(ざとう) となるそうです。 初夢(はつゆめ) 新年の夜にみる夢。 元旦または二日の夜にみる夢と言う説や その年に初めて見た夢という説などあります。 縁起(えんぎ) 吉凶の前兆。 物事の起こり。 [0回] 一姫二太郎 いちひめにたろう 最初の子供は女の子がよく次に男の子が生まれるといいという事。 女の子のほうが育てやすく 成長に合わせお手伝いや下の子の面倒を見てくれるためだそうです。 女の子が一人男の子が二人の意味ではないので注意が必要。 姫(ひめ) 貴人の娘。 女子の美称。 また小さくて可愛いものを表す場合にも使われます。 太郎(たろう) 本来は長男を意味する言葉。 次男は二郎、三男は三郎と続く。 [0回] 一ひき二才三学問 いちひきにさいさんがくもん 出世の条件を言ったもの。 一番が目上からの引き立て 二番は才能や手腕 三番が学問であるという事。 出世(しゅっせ) 社会的に高い地位や身分を得る事。 [0回] 一番風呂は馬鹿が入る いちばんぶろはばかがはいる 沸かしたてのさら湯は きれいなお湯で気持ちよさそうであるが かえって体にはよくないものであるという事。 さら湯は浸透圧の働きにより 体内のミネラルなどが失われその代わりに水分が体内に入り込み 皮脂なども失われるので肌のかさつきの原因ともなります。 そのため皮脂分泌の少ない方は 2~3人入った後のほうが他の人の皮脂などがお湯に中和されているので 体内から失うものが少なくて済むという事です。 [0回] 一の裏は六 いちのうらはろく 悪い事の後には良い事があるというたとえ。 サイコロの一の目の裏は六である事から。 生きていれば良い事も悪い事もあるという事。 サイコロ すごろくや博打・ゲームなどに使われる道具。 一般的には立方体の6面で裏と表の数字が7になるようになっている。 多面ダイスと呼ばれるサイコロも存在し4・8・12・20面の物などがゲームで使用される。 [0回] 一念は継ぐとも二念は起こすな いちねんはつぐともにねんはおこすな 一つの事を思い立ち行動を始めたのなら その目標を達成するまでは他の事に気を散らしてはいけないという事。 一心不乱に努力してやり遂げるのが良いという事。 一心不乱(いっしんふらん) 一つの事に集中し他の事に心を奪われない事。 一つの事に熱中して他の事に注意をそらさない事。 [0回] 一念の善悪人を生殺す いちねんのぜんあくひとをしょうさつす 心に芽生えたちょっとした善心や悪心の結果が 人を生かしも殺しもするという事。 わずかな心掛けの違いで人を成功に導くか失敗に導くか決めてしまうという事。 悪い気持ちを起こしてはいけないという事。 生殺(せいさつ) 生かす事と殺す事。 [0回]