後の喧嘩はゆっくりとせよ あとのけんかはゆっくりとせよ 細かいことは後回しにして まずは大まかに決めて早速行動したほうが良いという事。 事前に小さな事にこだわって議論ばかりしていては いつまでたっても何もできないという事。 行動を起こした後に 議論などの喧嘩はゆっくりとすればいいので とりあえず動いてしまおうという事。 大まか(おおまか) 細かいことにはこだわらない事。 おおざっぱ。 大雑把(おおざっぱ) 細部までは注意が届かず雑である事。 細部にわたらず全体的にとらえる事。 [0回]PR 後の喧嘩先でする あとのけんかさきでする 後でもめ事になりごちゃごちゃにならないように まだ関係が良い段階で十分に議論をしておくという事。 後で喧嘩にならないよう 最初に言いたい事や聞きたい事をしっかり吟味するべきだという事。 喧嘩(けんか) 言い合ったり時には殴り合ったりする争いごと。 いさかい。 個人的な争いの中でも裁判などに発展しないもの。 国家間の争いは戦争といいます。 [0回] 後の雁が先になる あとのかりがさきになる 後から来たものが先を進んでいたものを追い越していく事。 後輩が先輩よりも出世してしまう事や 若者が取り寄りよりも先に死んでしまうなどのような事の例。 雁(かり) ガンとも呼ばれる大型のカモ科の総称。 渡り鳥で飛ぶときはⅤ字や一文字などの編隊を組む。 [0回] 後先見ずの猪武者 あとさきみずのいのししむしゃ がむしゃらに突進する分別のない人の事。 思慮に欠ける人の事。 猪はまっすぐ直進する性質があり 周りの状況を把握せずに敵に突進する武者の事を 猪武者と呼んだ事から転じた言葉。 猪武者(いのししむしゃ) 状況を考えずがむしゃらに事を行う人。 分別(ふんべつ) 道理をわきまえている事。 物事の善悪・損得などをよく考える事。 [0回] 後から剥げる正月言葉 あとからはげるしょうがつことば 普段使わないような上品な言葉や うわべだけを飾ったお世辞はすぐにバレてしまうという事。 正月中は忌み言葉を飾って言う風習から来たもの。 正月言葉(しょうがつことば) 正月の祝いの言葉。 正月に使う縁起の良い言葉で海鼠(なまこ)を俵子(たわらご)と呼んだりするもの。 体裁の良い言葉の事。 [0回] 後追う子にひかれる あとおうこにひかれる 自分を慕い後を追ってくる子供ほど親は可愛く思うという事。 主に離婚などを考えながら 子供の事を思いなかなか決断できない女性の心情を表した言葉。 慕う(したう) 恋しく思う。 懐かしく思う。 離れがたく思って後を追う。 心情(しんじょう) 心の中にある思いや感情。 物事に感じて起こる心の動き。 [0回] 後足で砂をかける あとあしですなをかける 恩のある人を裏切るばかりでなく 去り際にさらに迷惑をかけて行く事。 恩知らずな人の事。 恩を受けてない人が嫌がらせをする事とは違うので注意。 恩知らず(おんしらず) 恩を受けても有難く思わず、恩に報いる心のない人。 恩(おん) 人から受ける感謝するべき行為。 情けや恵みなど。 [0回] あてられた茸汁 あてられたきのこじる あなたの言う通りだった、推量の通りだったという時の地口。 きのこ汁に当たった(中毒した)にかけた言葉で 忌々しさを含む言葉。 地口(じぐち) 言葉遊びの一種。 しゃれの一種であり語呂合わせの事。 毒キノコ シイタケやシメジによく似たツキヨタケやクサウラベニタケによる中毒は多く また熱にも強い為、加熱調理をしても毒はそのまま残ります。 野生のキノコを自己判断で食べるのは危険なので控えましょう。 [0回] 当てずっぽうの通り神 あてずっぽうのとおりがみ 当て推量がが上手く当たったという事のしゃれ。 予想通りだったという事を通り神にかけたものと言われる。 当てずっぽう(あてずっぽう) いい加減な見通しではかる事。 確かな理由もなくいい加減に推量する事。 当て推量。 推量(すいりょう) 他人の事情や人の心を推し量る事。 [0回] 当事は向こうから外れる あてごとはむこうからはずれる こちらが当てにしていたものは相手の都合で外れる事が多いという事。 予想・予測・予定などは自分の希望が多く入るので外れる事が多いという事。 希望的な観測は外れやすいという事。 当事(あてごと) 頼りにしている事や当てにしている事。 向こう(むこう) 相手や先方。 正面や前方などの意味もあります。 [0回]