垢を洗うて痕を求む あかをあろうてあとをもとむ 垢を洗い流してわざわざ隠れていた傷を出す事で 他人のささいな欠点を暴こうする事。 また他人の落ち度を暴いたことで 自分のぼろを出してしまう事。 ぼろ(襤褸) ぼろぼろから出た言葉で 隠していた都合の悪い事。失敗。 破れたり壊れたりしている物。 などの意味。 [0回]PR 明るけりゃ月夜だと思う あかるけりゃつきよだとおもう 考えが浅く世間を知らない事。 外が明るい原因は色々あるのに それを馬鹿の一つ覚えのように すべて月夜だからと思ってしまう事から。 単純でのんきな者を嘲る言葉。 月夜(つきよ) 月光のある夜。 月が出ている夜。 月光(げっこう) 月の光。 月影ともいいます。 [0回] 垢も身のうち あかもみのうち 風呂好きの人をからかう言葉。 垢も体の一部なので長風呂で垢を擦るのもほどほどにしなさいという事。 【腹も身の内】をもじった言葉。 垢すりの効果 垢は古い角質に皮脂の分泌液が混じっているので それがたまったままだとしみや黒ずみの原因になるので 垢すりによって肌のターンオーバーを促す効果があります。 また垢は細菌の餌にもなりそれが体臭の元となるので 垢すりをすることによって体臭改善の効果もあるそうです。 [0回] 垢は擦るほど出るあらは探すほど出る あかはこするほどでるあらはさがすほどでる 欠点を探すときりがないという事。 垢は擦れば擦る程出てくることに似ている事から。 きりがない(切りが無い) 終わりがない。果てしないなどの意味。 垢(あか) 古い角質が剥がれ落ち皮膚成分と混じり合ったもの。 あら(粗) 人の欠点や落ち度など。 それを探し出す行為を粗探しといいます。 [0回] 垢で死んだ者はいない あかでしんだものはいない お風呂が嫌いな人の言い訳。 または風呂嫌いな人に対する皮肉の言葉。 お風呂に入らなければ垢がたまり不潔ですが それで死ぬわけではないという事。 お風呂に入る頻度 ある調査によると 毎日お風呂に入る人は全体の30~40%で シャワーで済ませる人や 1日おきに入浴する人が多いそうです。 これは日本人の場合ですが 水不足なフランスなどでは 毎日入浴するのはとても珍しいそうです。 [0回] 上がって三代下がって三代 あがってさんだいさがってさんだい 親戚関係は三代くらいまでは 何らかの繋がりがあったりするものですが それ以上離れた代になると付き合いもなくなり ほとんど他人のようなものだという事。 親戚(しんせき) 身内の人間の事。 親族は民法の定めで配偶者・6親等内の血族・3親等内の姻族 と定められていますが、親戚には明確な定めは存在しないそうです。 [0回] 赤子を裸にしたよう あかごをはだかにしたよう 自分の力ではどうすることもできず 放っておかれると自滅以外はない状況。 無力なものがさらに力を失っている事。 赤子(あかご) 生まれて間もない子ども。 生存のために援助を必要とする存在。 人間に限らず赤ちゃんが可愛いのは援助を受けやすくするため そのような愛くるしい姿なのだそうです。 [0回] 赤子は泣き泣き育つ あかごはなきなきそだつ 赤ん坊が泣くのは悲しいからではなく健康だからであるという事。 健康な赤ん坊ほどよく泣くものだそうです。 泣かない赤ちゃん 個性として泣かない赤ちゃんもいるそうですが 病気が原因で泣かないこともあるそうです。 泣かない代わりに機嫌よく笑うような場合はその子の個性のようです。 [0回] 赤子と搗きかけの餅は手荒いがよい あかごとつきかけのもちはてあらいがよい 赤ん坊はあまり大事にしすぎると弱い体質になり 餅も搗き始めたらどんどん搗いていかないと よい餅にはならないという事。 赤ん坊は少々手荒いほうがよく育つという事。 搗く(つく) 棒状のもので穀物などを強く打って 砕いたり押しつぶしたりする事。 [0回] 赤子の手をひねる あかごのてをひねる 楽々とできる事。 実力差があり圧倒的に有利である事。 大人が赤子の手をひねるのは容易であるため このようなことわざがありますが 実際にしてはいけない行為なので気を付けましょう。 ひねる 指先でつまんで回す事。 軽くねじる事。 やっつける事。 [0回]