証文が物を言う しょうもんがものをいう 書類として手元にあるものが一番の証拠になるという事。 口約束では言った言わないという争いが起こり それを証明するものは何もないが 証文として書いてあるものは決定的な証拠である事から。 書いたものがものをいう 証文(しょうもん) 事実を証明する文書の事。 契約書や借用書・預り証など様々ある。 物を言う(ものをいう) 今回の場合は効力を発揮する事。 その他に不平不満を言う事。 [0回]PR 正法に奇特なし しょうほうにきとくなし 正しい教えには理由や原因が理解できないような 不思議な利益というものは存在しないという事。 不思議な力のおかげで病気が治ったり 未来が見えたりするというのは人心を惑わす宗教なのだという事から。 正法に不思議なし 正法(しょうほう・しょうぼう) 仏教の正しい教えの事。 正法の反対は邪法。 奇特(きとく・きどく) とても珍しく不思議な事。 [0回] 勝負は時の運 しょうぶはときのうん 勝負というのは実力がものを言うものであるが そればかりではなく 実力が拮抗しているような場面では 運が結果を左右するのだという事。 勝ったからと言って慢心したり 負けたからと言って恥に思うのではなく 次の勝負に向け気持ちをリセットするのが良いという事。 勝敗は時の運 勝負は兵家の常 勝負(しょうぶ) 勝ち負けを決める事。 勝敗を決めるための戦いをする事。 [0回] 商売は元値にあり しょうばいはもとねにあり 商売のコツはどれだけ元値を安くできるかという事。 材料となるものの原価が安ければそれだけ儲けが多くなり 多くの企業が原価が安くなるよう努力をしているという事から。 元値(もとね) 商品を仕入れた時の値段。 売値が元値より安くなってしまい損失が出る事を 《元値を切れる》と言います。 [0回] 商売は道によりて賢し しょうばいはみちによりてかしこし 商売で生計を立てている人は 専門分野である商売に関してはよく知っているのだという事。 商売以外でも同じで 自分の専門とする分野においては 努力を重ねる事により知識や能力が向上されるという事。 そこから転じ 専門家のしてる事は簡単に見えるが 素人が簡単に真似できる事ではないという事。 芸は道によってくわし 餅は餅屋酒は酒屋 芸は道によって賢し 弱くても相撲取り 田作る道は農に問え琴は座頭に習え 賢し(かしこし) 賢明で賢い事。 しっかりしてる事。 こざかしい事。 巧みである事。 [0回] 商売は草の種 しょうばいはくさのたね 商売の種類というものは想像できない程沢山あり 儲かるアイデアの種は尽きる事がないのだという事。 お金を儲けるようなアイデアは 世の中が変化するように様々なものが現れては消えるという事で 新しい生活習慣などにより 商売の種というものはどんどん生まれるのだという事。 なりわいは草の種 みすぎは草の種 みすぎは八百八品 商う物は草の種 すぎわいは草の種 世渡りはさまざま 草の種(くさのたね) 山野草などの種というものは自然にあるものなので そこら中に落ちているものだという事。 [0回] 小の虫を殺して大の虫を助ける しょうのむしをころしてだいのむしをたすける 全体の為に一部を犠牲とする事。 小さなものを犠牲にしても 大きくて重要なものを守る事。 重大性の高いものに力を入れるため それ程重大ではないものを捨てる事。 小の虫を殺して大の虫を活かす 大を活けて小を殺せ 大の虫を活かして小の虫を殺す 一殺多生 小を捨てて大につく [0回] 黄丹 おうに のぼる朝日の色を写したとされる色の事で 日本の皇太子の袍に用いられる色。 袍とは儀式などで使用される 公卿男子の正装とされる束帯装飾の事をいい 皇太子のものは黄丹袍(おうにのほう)と呼ばれる。 実際の色は赤っぽい濃いめのオレンジという感じで 皇太子の色という事で他人は使用できない禁色とされているそうです。 [0回] 少年よ大志を抱け しょうねんよたいしをいだけ 最初から小さな志を持つと 小さな事しかできないので 大きな志をもって夢や希望に進んで欲しいという事。 身近な目標ではなく 遠くの目標を見据えて欲しいという事。 クラーク博士の言葉。 クラーク博士 本名《ウィリアム・スミス・クラーク》 1876年札幌農学校初代教頭。 アメリカ マサチューセッツ州に生まれる。 学生にはカレー以外の時には米食を禁止したと言われ パン食を推奨していたという話がある。 [0回] 少年老い易く学成り難し しょうねんおいやすくがくなりがたし 人生は長いと思いサボっていると あっという間に時は過ぎ去り 本気で頑張ろうと思った時は手遅れになっているのだという事。 時間には限りというものがあり 学業は奥が深いので 若い時から手を抜いていてはいけないという事から。 一寸の光陰軽んずべからず 少年に学ばざれば老後に知らず 少壮努力せず老大徒らに傷悲す [0回]