"あ"カテゴリーの記事一覧 鮑の貝の片思い あわびのかいのかたおもい 一方的な片思いの事。 鮑の貝殻は二枚貝の片方だけあるように見えるので もう片方の貝殻を探し求めているというイメージがあるため。 また、貝合わせをしようにも蛤などと違い貝殻が片方しかないため 片思いにかけた洒落た言葉になったそうです。 鮑(あわび) 巻貝の一種。 高級食材でコリコリした触感が特徴。 刺身やステーキなどで食べる。 [0回]PR 粟一粒は汗一粒 あわひとつぶはあせひとつぶ 百姓の苦労を物語ったもの。 粟一粒それぞれ作るのにも百姓の汗が一粒ずつの苦労をしているという事。 またそのように苦労をして作った食物を大事にしないといけないという事。 百姓(ひゃくしょう) 農業に従事する人。 農民。 [0回] 合わぬ蓋あれば合う蓋あり あわぬふたあればあうふたあり 人にはそれぞれ自分に合った方法や人物などの組み合わせがあるという事。 入れ物によって合う蓋や合わない蓋の組み合わせがあるように 人それぞれ自分に合ったものがあるという事。 蓋(ふた) 容器などの口をふさぐ物。 覆うもの。 [0回] 阿波に吹く風は讃岐にも吹く あわにふくかぜはさぬきにもふく 一つの土地で流行したものは たちまち近くの土地へ移りそれが広がり拡散するものだという事。 また、上の者がしたことは下の者がすぐにまねをするという事。 阿波(あわ) 現在の徳島。 讃岐(さぬき) 現在の香川。 [0回] 慌てる蟹は穴へ這入れぬ あわてるかにはあなへはいれぬ 慌ててしまうと普段普通にできている事であっても失敗してしまうという事。 非常事態ではいつもより落ち着くことが大事であるという事。 蟹の穴入り(かにのあないり) 蟹が慌てて穴に逃げ込む様を言ったもので 慌てふためく事。 [0回] 慌て者の半人足 あわてもののはんにんそく 慌て者は失敗が多く 安心して仕事を任せられないので 一人前の仕事ができないという事。 責任の軽い仕事しか任せられない事。 半人足(はんにんそく) 半人前である事。 [0回] 合わせ物は離れ物 あわせものははなれもの 合わせて作った物はまたいつか離れてしまうものだという事。 夫婦などは離婚や死別などでいつかは離れてしまうという事から。 合わせ物(あわせもの) 二つ以上の物を合わせたもの。 合わせて一つとしたもの。 [0回] 有るにまかせよ あるにまかせよ 今のあるがままの生活に従い 無理のない生活をするのが良いという事。 自分の分をわきまえて生きていくのが良いという戒め。 分をわきまえる(ぶをわきまえる) 自分の地位や身の程を知り出すぎたことをしないようにする事。 分(ぶ)は利益の度合いやどちらへ傾くかの度合い。 弁える(わきまえる)は違いを見極める、心得るなどの意味。 [0回] 有る時払いの催促無し あるときばらいのさいそくなし もっとも寛大なお金の貸し借り 返済の期日を決めず お金の入った時に払うという条件の借金で 一切の催促はせずにいつまでも待ってくれるというもの。 出世払いとも言う。 出世払い(しゅっせばらい) 経済的に苦しい若年者などに 将来出世したときに返してくれればいいというお金の貸しかた。 [0回] 有る手からこぼれる あるてからこぼれる 金持ちは人に施そうという気持ちがなくても 自然と周りの者に何かを与えているものだという事。 貧乏人はどこを探しても何も出てこないが 金持ちは金銭だけではなくいろんな意味で周りの人に恩恵を与えているそうです。 恩恵(おんけい) めぐみ。なさけ。 [0回]