"い"カテゴリーの記事一覧 居た所べったり いたところべったり いったん座ってしまうと少しくらいの事ではなかなか動かない事。 物ぐさな事。 物ぐさ(ものぐさ) 何かをするのを面倒に思う事。 無精。 無精(ぶしょう) 精を出さずに怠ける事。 面倒くさがる事。 [0回]PR 鼬の道切 いたちのみちぎり 不吉の前兆であるという事。 鼬は同じ道を二度通る事は無いと言われている事から 鼬が前を横切ると行ったまま帰ってこなくなるとか 交際などが途切れてしまうという不吉の兆しとされています。 特に出がけに鼬が前を横切るのは凶という迷信があります。 鼬(いたち) 日本古来から妖怪のように見られていた事があります。 江戸時代の百科事典《和漢三才図会》によると鼬の群れは火災を起こすとあり 鳴き声は不吉の前触れともされています。 [0回] 鼬の目蔭 いたちのまかげ 疑わしく人を観察する様子。 鼬が人間を見る時に前足を目の上にかざすという俗信から。 俗信(ぞくしん) 昔からそういわれていたという なぜそれが正しいのかというはっきりした理由は不明な伝承。 [0回] 鼬の無き間の貂誇り いたちのなきまのてんほこり 自分より強いものがいないと増長する事。 鼬は貂の天敵ですがそれがいない間は安心して獲物を狩る事に専念できるという事から。 鼬と貂の違い(いたちとてんのちがい) イタチは40~60㎝ほどの大きさですが テンのほうは60~75㎝とイタチより体が大きいそうです。 イタチは肉食性が強く自分より大きな獲物をしとめて食べる事がありますが テンのほうはネズミや鳥・木の実などを食べています。 [0回] 鼬の最後っ屁 いたちのさいごっぺ 追い詰められてどうしようもない時に 非常手段を用いて状況を変えようとする事。 また、最後に醜態をさらす事。 非常手段(ひじょうしゅだん) 非常の場合にしょうがなく使う手段。 暴力的な手段。 尋常ではない手段。 非常(ひじょう) 緊急事態。 普段とは違う状態。 尋常(じんじょう) 普通な事。 見苦しくない事。 当たり前な事。 [0回] 鼬になり貂になり いたちになりてんになり 強くなったり優しくなったりと 手を変え品を変え色々とやってみる事。 鼬(いたち) ネコ目イヌ亜目イタチ科イタチ属の動物。 小柄ながら非常に凶暴な性質で自分よりも大きい鶏やウサギなどにも襲い掛かる。 貂(てん) ネコ目イヌ亜目イタチ科テン属の動物。 毛皮は高級品で高値で売れるのでもめ事を防ぐため 《貂狩りは二人で行くな》 と言う諺が猟師に伝わるほど。 [0回] 戴く物は夏も小袖 いただくものはなつもこそで もらえるものは不用品であってもどん欲にもらう事。 小袖は冬に着るものなので 夏の暑い日には必要のないものですが 欲深い者は今必要のないものでも もらえるものはいくらでも貰おうとする事から。 小袖(こそで) 昔は綿の入った合わせ仕立ての着物の事をこう呼ぶ。 綿が入っているので冬の防寒衣として使用される。 [0回] 痛し痒し いたしかゆし やってみたいがやれば困る事情もあり どちらにしたらいいか迷ったり苦しんだりする事。 かけば痛く、かかなければ痒いという状況で どちらを選んでも良い面と悪い面があり決断に困る状況から。 [0回] 板子一枚下は地獄 いたごいちまいしたはじごく 船乗りの仕事の危険性を語ったもの。 船の足下にある板一枚下は海になっているので その板に何らかの異常があり外れたり穴が空いたりすると 海に沈んでしまうという事から。 [0回] 痛くもない腹を探られる いたくもないはらをさぐられる やましい事をしていないのにあれこれと疑惑をかけられること。 腹痛があるわけでもないのに ここが痛いか?そこが痛いか?などと探られる事から。 疚しい(やましい) 後ろめたい事。 良心に恥じる行為をしている事。 後ろめたい(うしろめたい) 自分に悪い点がある事。 [0回]