"い"カテゴリーの記事一覧 医者の自脈効き目なし いしゃのじみゃくききめなし 専門家であっても自分の利益などに関する事は 正確な判断はなかなかできないという事。 医者は自分が病気になった時に主観が入ってしまい 客観的な判断ができない事があるという事から。 自脈(じみゃく) 自分で自分の脈をとり病状を判断する事。 [0回]PR 医者の薬も匙加減 いしゃのくすりもさじかげん 何事も適度な調節が大事であるという事。 どんなに良く効く薬であっても 分量などを間違えてしまうとまったく効果がなかったり 逆に生命を危うくしてしまう事もある事から。 匙加減(さじかげん) 薬などの調合をするときの分量の加減。 配合、取り合わせなど。 [0回] 医者と味噌は古い程よい いしゃとみそはふるいほどよい 医者は多くの経験を積んでいる事がとても大事で 味噌は年月をかけて熟成したほうが良いという事。 多くの経験を積んだ医者は信頼ができ 熟成させた味噌は美味しいという事。 味噌(みそ) 大豆や米・麦などの穀物を塩や麹などで発行させた食品。 [0回] 医者智者福者 いしゃちしゃふくしゃ 世の中の宝とするべき人の事。 また友となると最高である人たちの事。 智者(ちしゃ) 道理をわきまえた人。 知恵のある賢い人。 福者(ふくしゃ) 幸運に恵まれた人。 裕福な人。 [0回] 医者上手にかかり下手 いしゃじょうずにかかりべた 相手を信頼しなくてはどんな事も成功しないという事。 どんな名医が見てくれても 患者が言いつけを守らなければ治療の効果はないので 医者を信頼しその指示に従う事が大切だという事から。 上手(じょうず) ある物事に対する技術が優れている事。 下手(へた) やり方の手際が悪く、巧みではない事。 [0回] 医者寒からず儒者寒し いしゃさむからずじゅしゃさむし 医者は貧乏になる事はそうそうないが 学者は貧乏であることが多いという事。 生きている以上病気やケガはするもので 医者の需要は高いのに対して 学者に教えを乞うものはそうそういないという事から。 儒者(じゅしゃ) 儒学を収めた人。 そこから転じ学者。 [0回] 医者が取るか坊主が取るか いしゃがとるかぼうずがとるか 生死をさまよっている重病人の事。 治療が必要だと医者が金を取り 亡くなってしまい葬式が必要だと坊主が金を取る という事から。 [0回] 意地張るより頬張れ いじはるよりほおばれ 虚栄よりも実利を取れという事。 意地を張って食べずにいるよりも 卑しく思われてもいいので食べるほうが良いという事。 虚栄(きょえい) 外見を飾り実質以上に自分を見せようとする事。 見栄っ張り。 中身のないうわべだけの栄誉。 実利(じつり) 実際の利益や効能。 実際に役に立つ事。 [0回] 石橋を叩いて渡る いしばしをたたいてわたる 用心の上にも用心をする慎重さが大切だという事。 とても強固な石の橋を渡る時でも 大丈夫かどうか確認を怠らずに渡るという事から。 強固(きょうこ) 強くしっかりしている事。 頑丈な事。 [0回] 石の物言う世の中 いしのものゆうよのなか 秘密が漏れやすい事のたとえ。 石や土壁しかない場所なので大丈夫だと思ってしゃべってしまうと その石がしゃべったり、壁に耳があって聞いていたりするという事で どこで誰が聞いているかわからないので注意しなさいという事。 また、民衆が悪政に憤る場合に 物を言わないおとなしい石でさえも物を言うという意味で使われることもあります。 土壁(つちかべ) 日本の伝統的な壁。 土に藁や砂を混ぜて水で練り固めて作る壁。 [0回]