"う"カテゴリーの記事一覧 旨い物食わす人に油断すな うまいものくわすひとにゆだんすな ご機嫌取りをしたり旨い物を食べさせてくれたりするのは 何か下心がある事が多く油断してはならないという事。 しかし、本当に親切でご馳走してくれる人もいるので 過度に疑うのも問題があるかもしれません。 下心(したごころ) 心に隠している企み。 心の奥底にある本音。 [0回]PR 旨い事は二度考えよ うまいことはにどかんがえよ あまりに調子のよい旨い話は眉唾なものが多く すぐに話に飛びつくのは危険であるという事。 世の中にそれほど旨い話が転がっているはずはなく 旨すぎる事には慎重に対処しなければならないという戒め。 旨い話には裏があったり危険が伴う事があるので注意が必要。 眉唾(まゆつば) 信用できないもの。 だまされないよう用事な必要なもの。 キツネやタヌキに騙されないためには 眉に唾を塗るといいという言い伝えより。 [0回] 産屋の風邪は一生つく うぶやのかぜはいっしょうつく 赤ん坊の時に風邪をひかせると 気管を悪くし一生風邪をひきやすくなるというもの。 また、幼い頃についた癖はなかなか直らないものだという事。 産屋(うぶや) 出産のため妊婦を隔離した母屋とは別の小屋。 出産時の血の汚れで家の火を汚すのを嫌い 別の小屋で別火を使わせるという昔の風習。 赤ちゃんの風邪 個人差はあるかと思いますが3か月を過ぎたあたりから 1年を通じて風邪にかかりやすくなるそうです。 [0回] 鵜の目鷹の目 うのめたかのめ 鋭いまなざしで真剣にあちこちと物を探し求める事。 鵜や鷹が鋭い目つきで獲物を探す様から。 目力(めじから)のある事。 相手の欠点や弱点などあら捜しのような意味に使われることが多いです。 粗探し(あらさがし) 他人の欠点や過失などを探し出し相手の評価を下げようとする事。 [0回] 鵜の真似する烏 うのまねするからす 自分の能力を把握せず無謀に他人の真似をして失敗する事。 うわべだけ同じことをして失敗してしまう事。 鵜も烏も同じ鳥だからと 鵜と同じに水に潜って魚を取ろうとしても烏は溺れるだけという事から。 鵜(う) カツオドリ目(旧ペリカン目)ウ科の鳥。 泳いで魚を取る事に特化した鳥でカワウとウミウがいます。 [0回] 卯の毛で突いたほど うのけでついたほど きわめて微小な事。 ほんの少しである事。 柔らかい兎の毛で突かれてもその影響はほぼない事から。 卯の毛(うのけ) 兎の毛。 ウサギの毛皮は種類が多く ぬいぐるみやセーターなどに使用される安価なものから ニットやショールなどに使用される高価なアンゴラなどがある。 [0回] 自惚れと瘡気のない者はない うぬぼれとかさけのないものはない 人は誰でも多かれ少なかれ自惚れを持っているという事。 誰でも自分を過大評価しがちであるという事。 瘡気(かさけ) 梅毒の事。 梅毒(ばいどく) 主に性行為などで感染するが母子感染などもある病気。 昔は根治が難しかったためありふれた病気でした。 自惚れ(うぬぼれ) 事実以上に自分が優れていると思い得意げになる事。 [0回] 鰻登り うなぎのぼり 物価や気温そして人の評価などが急激に上がっていく事。 何かがきっかけとなり急速に上昇するような場合に使われ 例えば人気商品がなかなか手に入らず高騰したり SNSなどでバズる事などがあげられます。 鰻の稚魚(うなぎのちぎょ) 鰻は海で生まれ川に稚魚が入ってきて上流を目指します。 その際に他の魚では登れないような場所でも 鰻の稚魚は岩の間などに忍び込み上手に滝なども登って行けるため ここから鰻登りとなったというものが語源と言われる説があります。 [0回] 鰻の寝床 うなぎのねどこ 細長い間口の狭い場所を言う言葉。 謙遜して言う場合に使用されるようです。 間口(まぐち) 一般的には道路に面している土地の長さの事を言う。 京町家などは間口の広さで税金が変わったため 間口は狭く奥行きの長い家ができたとされています。 謙遜(けんそん) 控えめにふるまう事。 自分の能力などを低く評価する事。 [0回] 優曇華の花待ち得たる心地 うどんげのはなまちえたるここち 待ち望んでいた幸運に巡り合う事。 非常に珍しい事に偶然出会う事。 優曇華(うどんげ) 伝説上の植物で仏教では3000年に1度花を咲かせる。 またその際には金輪王が誕生するといわれている。 金輪王(こんりんおう) 転輪王の最上位に位置する聖王。 古代インドで世界に四つあるとされる大陸をすべて支配する王。 (鉄輪王は一つ、銅輪王は二つ、銀輪王は三つ支配する。) [0回]