"お"カテゴリーの記事一覧 恩を以て怨みに報ず おんをもってうらみにほうず ひどい仕打ちを受けた憎悪する人に対しても 仕返しをするのではなく情けを施してあげる事。 怨み(うらみ) 相手を憎み嫌う事。 [0回]PR 恩を知る者は少なく恩をきる者は多し おんをしるものはすくなくおんをきるものはおおし 恩を受ける人はたくさんいるけれど その恩をずっとありがたく思う人は少ないという事。 他人に世話になっていても その恩を忘れずにいる人は少ないものだという事。 恩を知る(おんをしる) 恩の漢字の口は環境を表し 大は人がくつろぎ手足を伸ばしている状態で そのくつろぎは誰のおかげかを思う心が恩を知るという事なのだそうです。 恩をきる(おんをきる) 受けた恩をありがたく思う事。 [0回] 陰陽師の身の上知らず おんみょうじのみのうえしらず 他人の良し悪しはよくわかるが自分の事は判断できないという事。 占い師は他人の運勢をよく占うが自分の事はわからないものだという事から。 身の上(みのうえ) その人の運命。 境遇など。 [0回] 陰陽師の門に蓬絶えず おんみょうじのかどによもぎたえず 縁起ばかりかついでいては何もできなくなってしまうという事。 忌むや悪日などにこだわっていては 門の前にある雑草でも取れなくなってしまうという事から。 陰陽師(おんみょうじ) 古代日本では官職であったが 時代が過ぎるとともに民間の祈祷や占いを行うものになった。 蓬(よもぎ) 山野の草地や道端に生える植物。 繁殖力が強くあらゆる場所で見られる。 春に若芽を摘んで餅に入れる事からモチグサの異名を持つ。 [0回] 隠密の沙汰は高く言え おんみつのさたはたかくいえ 人に聞かれたくない内緒の話は大声で話すほうが 人の注意を引かないものであるという事。 ひそひそ話は他人の注意を引きやすく好奇心をくすぐるため 聞き耳を立てて聞くものがよくいるという事。 隠密(おんみつ) 人に悟られないよう隠して事を行う事。 また、戦国時代から近世まで情報収集を行った者。 沙汰(さた) 通知。 指示や命令。 [0回] 恩報じは出世の相 おんほうじはしゅっせのそう 受けた恩を忘れずにそれに報いる気持ちを持っているものは 必ず出世するものだという事。 恩を誠意で返す嘘偽りのない気持ちが他人に認められるからで 恩を忘れ仇で返すようなものには世間は冷ややかであるという事。 恩報じ(おんほうじ) 恩返し。 受けた恩に報いる事。 [0回] 恩甚だしければ怨み生ず おんはなはだしければうらみしょうず 主君や上司などといったものから受ける愛情が多すぎると 周りの人たちがそれに嫉妬をして怨みを買うようになるという事。 過剰に可愛がられたり大きな恵みをもらうと 周りがそれを面白く思わないという事。 甚だしい(はなはだしい) 普通をはるかに超えている事。 並外れている事。 [0回] 女は化け物 おんなはばけもの 女性は化粧をしたり服装・髪型を変える事により 実際の年齢が全く分からなくなってしまうという事。 化粧などを施すことにより実際とは違うものに変身してしまうという事。 化け物(ばけもの) 妖怪変化などの妖やキツネやタヌキが化けて怪しい姿をしているもの。 くわせものなどの意味。 隠語で詐欺師の事。 [0回] 女は三界に家無し おんなはさんかいにいえなし 女性はこの世のどこにも安住の地はないものだという事。 子供の頃は親に従い 結婚すると夫に従うようになり 年老いてくると子に従わなければならず 自分が安らげる場所はないという事から。 儒教の教えであり男女平等の現代ではまた違う事に注意。 三界(さんかい) 仏教における欲界・色界・無色界の三つの世界。 生けし生けるものが輪廻転生を繰り返す世界を三つに分けたもの。 [0回] 女は口さがないもの おんなはくちさがないもの 女性はよく考える事をせずに軽率におしゃべりをしてしまうという事。 女性はうわさ話や他人の批判などを口うるさくするのが好きであるという事。 口さがない(くちさがない) 無責任に他人の事を批判したりする事。 《さがない》にはたちが悪いや意地が悪いなどの意味で 口のあとにつくので口のたちが悪いなどの意味になります。 [0回]