"お"カテゴリーの記事一覧 親の欲目と他人の僻目 おやのよくめとたにんのひがめ 親は自分の子供をかわいいと思うあまりに高く評価しがちであるが 他人は逆に実際よりも低い評価をするものだという事。 欲目(よくめ) 自分の都合よく実際以上の評価をする事。 ひいき目。 僻目(ひがめ) 見間違い。 偏った見方で物事を判断する事。 偏見。 [2回]PR 親の目はひいき目 おやのめはひいきめ 親は自分の子供を評価するときによい方向へと評価しがちであるという事。 子供の能力や才能を実際より高く見積もっているという事。 贔屓(ひいき) 気に入った者を特にかわいがり高く評価する事。 [0回] 親の光は七光り おやのひかりはななひかり 他人が親の地位や名声に敬意を払いその子供に恩恵を与える事。 また親の地位などを子供が利用する事。 七光り(ななひかり) 七は数が多い事を表し 光は親の威光などの事を表し 親の多くの威光という事になります。 威光(いこう) 人を服従させるような力。 威厳や勢い。 影響力など。 [0回] 親の罰と小糠雨は当たるが知れぬ おやのばちとこぬかあめはあたるがしれぬ 親不孝をした報いは長い間のうちに知らず知らず受けているものだという事。 気づかないうちに徐々にばちが当たっているという事。 霧雨はあまり濡れる事がないようで長時間浴びていると濡れてしまう事から。 小糠雨(こぬかあめ) 小さな雨粒が糠のように見える事からつけられた雨の名前。 霧雨・小雨などと同じ。 [1回] 親の恥は子の恥、子の恥は親の恥 おやのはじはこのはじ、このはじはおやのはじ 親子は世間から見ると同じもので 親と子どちらかが世間に対し恥ずかしい行いをすると 親子両方とも同じだと世間は見ているという事。 親子は共同で責任を負うという事。 世間(せけん) 世の中。 社会。 [0回] 親の十七子は知らぬ おやのじゅうしちこはしらぬ 親の若い頃の素行の悪さや未熟さは 子供には自分で話すことはないのでわからないという事。 わが子には体裁のいい事ばかり言うので 実際はどうだったのかはわからないという事。 子供に説教ばかりする親の若い頃は品行方正であったのかはわからないという皮肉。 体裁(ていさい) 世間の人から見られた時の自分の事。 [0回] 親の心子知らず おやのこころこしらず 親の子を思う気持ちは知らないで 子供は浅い世間智で気ままにふるまう事。 親の愛情がわからずに子が勝手気ままにする事。 世間智(せけんち) 世俗の知恵。 処世に必要な知恵。 勝手気まま(かってきまま) 他人の事は気にせず自分のしたいようにする事。 [0回] 親の掛替えはない おやのかけがえはない 親とは代わりのないものなので悔いの残らないよう孝行をするべきという事。 親とはこの世に一人しかいないものなので 生きているうちに孝養しなければいけないという事。 掛替え(かけがえ) それに代わるもの。 代わり。 控え。 [0回] 親の恩より義理の恩 おやのおんよりぎりのおん 親からの恩よりもまずは師やお世話になった人などに恩返しするのが先だという事。 また、生みの親よりも義理の親の恩のほうが重いという事。 身内の情は後に回しまずは他人への恩返しをするのがよいという事。 恩(おん) 他人からの慈しみ。 人から受けた感謝するべき行為。 [0回] 親の恩は子で送る おやのおんはこでおくる 自分を育ててくれた親への恩返しは わが子を立派に育てる事でその恩への報いになるという事。 たとえ恩返しがしたい親が亡くなっていたとしても 自分の子供をちゃんと育てる事が親への恩返しになるという事。 恩返し(おんがえし) 受けた恩に報いる事。 報恩。 報いる(むくいる) 受けた事に見合う事を相手に行う。 [0回]