"か"カテゴリーの記事一覧 兜を脱ぐ かぶとをぬぐ 相手の権力や勢力に負けて打ち靡く事。 兜や鎧を脱ぎ戦う意思がない事を見せて相手に降伏する事。 相手に降参する事。 打ち靡く(うちなびく) 服従する。 心がなびく事。 [0回]PR 金持ちと貧乏者は黙って居られぬ かねもちとびんぼうものはだまっていられぬ お金持ちには持っているお金のことが心配で苦労があり 貧乏人にはお金がない事で苦労があるので 人はお金があってもなくてもお金の心配事を口にしてしまうという事。 貧乏者(びんぼうもの) 貧乏人と同じ。 [0回] 金持ちと灰吹きは溜まるほど汚い かねもちとはいふきはたまるほどきたない 金持ちは財産が増えていくほど もっとため込みたいという衝動が沸き どんどん金に意地汚くなるという事。 煙草盆に付属している灰吹きに灰がたまると汚いように お金がたまると金持ちも汚くなるという事から。 煙草盆(たばこぼん) 昔の喫煙道具で 煙管(たばこ)火入(ライター)灰吹き(はいざら)をお盆のような器にまとめたもの。 [0回] 金持ち喧嘩せず かねもちけんかせず 金持ちは喧嘩しても得をする事がなく 逆に失ってしまうものが多いので他人と争うような行為はしないという事。 金持ちは損得の判断が優れているため 自分が不利になるような喧嘩などはしないという事。 金持ちが喧嘩をしない理由 様々な解釈がありますが ①お金があるので心に余裕があり喧嘩しない ②争う事で損害賠償などが発生するから ③喧嘩する時間があるならお金儲けの事を考える などの理由があるようです。 [0回] 金持ち金使わず かねもちかねつかわず 金持ちの人は金銭感覚に優れているという事。 無駄な出費を抑え必要な物にはちゃんとお金を出す事で 自分のお金の管理をきっちりとしているという事。 ケチなのではなく安物買いや衝動買いなどをせずに 本当に必要な物にお金を出し財産はきちんと守るという事。 金持ちはお金の使い方が上手であるという事。 [0回] 鐘も撞木の当たりがら かねもしゅもくのあたりがら 対人関係というものはこちら側の対応ひとつで相手の対応も変わるものだという事。 また付き合う相手によって良くも悪くもなるという事。 鐘の音は撞木の当たり方で大小の違いや強弱の違いなど使い分けられるという事から。 撞木(しゅもく) 鐘を叩くためのT字型をした木製の棒。 または大きな釣鐘を突くための大きな棒。 シュモクザメはこのT字型の棒に頭が似ている事からそう呼ばれる。 [0回] 金は湧き物 かねはわきもの お金がなくて困っていたとしても希望を失ってはいけないという事。 運が巡ってくると降って湧いたように大金が手に入る事があるので 思いつめずに日々真面目に励むのがよいという事。 降って湧く(ふってわく) 思ってもいなかったことが突然起こる事。 予想もしてなかった幸運が訪れる事。 [0回] 金は天下の回り持ち かねはてんかのまわりもち お金は同じ場所にとどまることなく常に動き回るものであるが それはいつか自分のところにも来るものだという事。 例え使ってしまったとしても 正しく仕事に精を出していればまたいつか戻ってくるものだという事。 正しくない事でお金を手に入れた場合 その程度により貧乏にもなるという事。 詐欺の被害 正しくない方法でお金を得るというと詐欺が思いつくかもしれませんが 詐欺の被害者は 相手の口座を凍結させそこからお金を取り戻す方法 加害者の財産を没収しそこから取り戻す方法 集団訴訟などの方法 などで全額ではありませんが取り戻すことが可能のようです。 [0回] 金は三欠くにたまる かねはさんかくにたまる お金を貯めるには人並みな事では無理であるという事。 義理や人情、他人との交際などを欠くだけの覚悟がいるという事。 ありふれた努力ではお金は溜まるものではないという事。 三欠主義(さんかくしゅぎ) 目的達成のためには義理・人情・交際を欠いて努力するという事。 ただし、全く欠くのではなくこれまでの半分を我慢するなどの節約の事をいったもの。 また三欠くの内容も義理・人情・恥をかくの場合もあるようです。 [0回] 金は片行き かねはかたいき お金は集まる場所へはよく集まるものだが 集まらない場所には全くなくて均等に存在するものではないという事。 富める者にはさらにお金が集まり 貧しい者からはどんどん出ていくという事。 片行き(かたいき) 一方だけに行ってしまい偏る事。 [0回]