"か"カテゴリーの記事一覧 裃を着た盗人 かみしもをきたぬすっと 汚職に手を染めた官僚や公務員の事。 ちゃんと正装しているが裏で何をしてるかわからないような人物の事。 裃(かみしも) 武士の正装とされるもので肩衣と袴を着た物。 [0回]PR 神様にも祝詞 かみさまにものりと 相手は当然わかっているだろうと思っていても はっきり相手に言葉にして伝えるのは大事だという事。 神様はすべてをお見通しですが それでも祈らなければ願いはかなわないという事から。 祝詞(のりと) 神様に祈りごとをするときに神主が神様に奏上する言葉。 奏上(そうじょう) 申し上げる事。 申し上げるとは相手に敬意を払う事。 [0回] 紙子着て川立ち かみこきてかわだち よく考える事なく軽はずみな行動をして 自分から身を亡ぼすような事を招く事。 紙子とは紙で作った着物の事で軽くて保温性に優れた物 紙製品であるため水には弱いと思われ それを着て川に立っていると落ちた時に大変な事になるという事から。 [0回] 噛み合う犬は呼び難し かみあういぬがよびがたし 何かに没頭している人には他人が何を言っても気づかないという事。 自分の事に熱中していて他人の言う事が全く耳に入らない事。 激しく喧嘩して噛み合っている犬は いくら呼んでみても喧嘩に夢中で呼ばれてる事に気づかない事から。 没頭(ぼっとう) ひとつの事に夢中になり他の事は気にしない事。 [0回] 釜の下の灰まで かまのしたのはいまで 家の中にある家財道具すべての事。 思いつく限りすべての財産。 釜の下(かまのした) 昔は竈(かまど)という調理設備で物を煮炊きしていましたが 釜がその竈にぴったりと合わさっていたので釜の下の灰とは 調理の際に木材などを燃やした後の竈の中にある灰の事。 [0回] 南瓜に目鼻 かぼちゃにめはな 不器量な顔のたとえ。 太った丸顔の女性の事を指し 昔は瓜実型の女性が美人とされたたためそう呼ばれる。 ただし現在では丸顔は愛嬌がありかわいいといわれることが多いです。 不器量(ぶきりょう) 顔立ちが醜い事。 目・鼻・口などのパーツの配置や大きさがまずい事。 時代などにより美醜は変化するので一定ではない基準。 [0回] 果報は寝て待て かほうはねてまて 運命とは人の力では取るべき方法がないので 焦らずに時期が来るのを待つのがよいという事。 ただ待つのではなく自分の力でできる所までやったのち 運が巡ってくるまで待つのがよいという事。 まずは努力が必要であるのでただ寝ていても 運が巡ればうまく行くというわけではなく 運が巡ってくるまで絶え間なく努力が必要であるという事。 果報(かほう) 運がよく幸せである事。 行いの結果として受け取る報い。 [0回] 壁の穴は壁で塞げ かべのあなはかべでふさげ 一時しのぎの方法はよくないという事。 壁にあいた穴は紙を丸めて詰めたり木の板を打ち付けて塞ぐようなものではなく ちゃんと壁土で塞ぐようにした方がよいという事から。 商取引などでできた損失は商取引で儲けて補填するべきだが それを博打や借金などで他の方法でお金を補おうとすると多くは失敗するという事。 一時しのぎ(いちじしのぎ) その場だけの間に合わせの修繕。 その時だけ良ければいい嘘。 [0回] 壁に耳 かべにみみ 隠れておこなう相談などはもれやすいという事。 また、悪事などはいつの間にか世間に知られてしまうという事。 都市伝説 壁に耳ありには都市伝説があり ある医大で解剖実習中の医学生が実習に飽きてしまい 献体の耳を切り取って壁につけ「壁に耳あり」とふざけたところ その実習生はそれがばれ不謹慎であると退学となった。 というものがあります。 献体(けんたい) 亡くなった後に自分の遺体を医学や医療の発展のために無料で提供する事。 [0回] 壁に馬を乗りかける かべにうまをのりかける 予定になかったことが急に起こり戸惑ってしまう事。 また、突然起こった出来事に無理な対処をする事。 出し抜けな事。 出し抜け(だしぬけ) 突然思ってもいなかった事が起こる事。 不意な出来事。 [0回]