"か"カテゴリーの記事一覧 勝てば官軍負ければ賊軍 かてばかんぐんまければぞくぐん 実際の善悪とは別に勝負に勝ったほうが正義であるという事。 成功したものが正しいとされ 敗北したものは正しくないとされる事。 ただしそれは一時的なもので時代が下ってくると 正しいものは正しいとされることが多い。 官軍(かんぐん) 正規の軍。 天皇や朝廷の軍。 賊軍(ぞくぐん) 正規ではない軍。 反乱軍。 [0回]PR 勝つも負けるも時の運 かつもまけるもときのうん どんなに努力を積み重ねても 相手も同じように努力を重ねていた場合 最後に勝敗を決するのは互いの運であるという事。 努力しない者は初めから問題外であるので 運のみで勝敗が決するという事ではないので注意。 時の運(ときのうん) 運のめぐり合わせ。 [0回] 河童も一度は川流れ かっぱもいちどはかわながれ どんなに優秀なその道のプロの人であっても 最初から上手にできたわけではないという事。 みんな最初は手際が悪く きちんとできない状態から始めて上達していくものだという事。 河童であっても生まれてすぐに上手に泳げるわけではなく 上手になるまでは何度か溺れるという事から。 [0回] 河童の寒稽古 かっぱのかんげいこ 他人から見るととても辛く苦しいものと思われるが 本人からするとそれほど苦痛ではない事。 河童は年中裸で水の中にいる生き物なので 寒稽古をしてもそれほど苦痛なわけではないという事から。 池の鯉や金魚が冬は寒くても水から出てくるわけではないのと同じ。 寒稽古(かんげいこ) 主に宗教や武道の修行などで 冬の寒い時期に滝に打たれたり寒中水泳などをする事。 [0回] 河童の川流れ かっぱのかわながれ 自分の得意とするジャンルで思ってもみなかったような失敗をする事。 どんなにその道に精通してる人でも失敗はあるという事。 泳ぐのが得意なはずの河童でも稀に川に押し戻されるように流れてしまう事から。 川流れ(かわながれ) 川の流れに逆らえず流れてしまう事。 また、川の水におぼれて溺死してしまう事。 [0回] 河童に水練 かっぱにすいれん ある専門分野に秀でた人に対しその事を説明しようとすることで 全く無駄で意味のない事。 泳ぎの上手な河童に泳ぎを教えるようなものであるという事から。 河童(かっぱ) 泳ぎの上手な人の意味にも使われる。 [0回] 河童に塩を誂える かっぱにしおをあつらえる 筋違いの不適切な事をすること。 河童とは川にいる妖怪でそれに海水からとれる塩を頼むのは見当違いな事から。 河童(かっぱ) 伝説の生き物・妖怪で 人間にあるとされる架空の臓器《尻子玉》を抜き取る。 誂える(あつらえる) 自分の思い通りにしてもらう事。 注文をする事。 [0回] 勝って兜の緒を締めよ かってかぶとのおをしめよ 仕事などで成功し浮かれていると最後に失敗してしまう事があるので 油断は禁物であるという事。 戦で勝ってもはっきりと勝利が確定するまでは 心を許してはいけないという戒めで 戦の奮戦で緩んでしまった兜の緒を締め直して 戦意を新たに最後の締めくくりにかかれという事。 戦国武将の北条氏康の父である北条氏綱の言葉。 浮かれる(うかれる) 気分が高揚し地に足がついてないような状態。 心弾みじっとしていられない事。 [0回] がったり三両 がったりさんりょう むやみやたらに動くと損をするという事。 何かが壊れたりしただけで出費は出るものなので 慎重に行動しなければいけないという事。 がったりとは何かが壊れる音の事。 [0回] 勝った自慢は負けての後悔 かったじまんはまけてのこうかい 勝利しても過度に大きな態度をとるのはよくないという事。 負けてしまうと体裁が保てなくなってしまい 相手から尊大な態度を取られてもそれを批判する事ができなるなるため。 勝っても負けても謙虚であるのがよいという事。 自慢(じまん) 自分の事や自分に関係のある集団の事などを自分で褒める事。 [0回]