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諺-ことわざ

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黒犬に噛まれたる者は灰汁かすに恐る
くろいぬにかまれたものはあくかすにおそる

一度つらい目にあったものは
似てるもの全てを同じく感じ恐れてしまうという事。

痛い目に一度会うと似た状況を恐れてしまう事。

一度黒い犬に噛まれて痛い思いをした者は
灰汁が垂れて黒ずんで見える部分でも黒い犬を連想し恐れてしまうという事から。


黒犬にくわれて灰汁のたれかすにおずる。
黒犬にかまれて赤犬におじる。
黒犬にかまれて釜の尻におじる。
羹に懲りて膾を吹く。
舟に懲りて輿を忌む。
白犬にかまれて灰汁のたれかすにおじる。

  • 灰汁(あく)

肉や野菜などを煮込んだ時に出てくる泡のようなもの。
また、植物を水やお湯につけておくと出てくる苦みやえぐみの事で
そのままでは食べられない植物でも灰汁抜きをする事で食べる事が可能になる。
後者の灰汁は真っ黒なものがあり鍋などから出てくる灰汁とは違うものです。
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