こじきにもかどで
つまらない者であってもそれ相応の作法や礼儀があるのだという事。
乞食のような者でも旅立ちや新しい生活に対してはお祝いをするという事から。
また、どんなものであっても門出に当たっては
相手の幸福を願うのだという事。
乞食も身祝
紙子にも襟祝
山伏にも門出
旅に出たり、新しい生活を始める事。
門出とは門を出ていくという事から来ていて
現代とは違い昔は門をひとたび出ると
無事に戻ってくる事ができるかわからないという重いものであったようです。
また《首途》と書くものもあり同じ意味とされています。
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