酒に十の徳あり さけにとおのとくあり 酒には十の効能があるという事。 室町時代の《餅酒》では ①独居の友 ②万人和合す ③位なくして貴人と交わる ④推参に便あり ⑤旅行に慈愛あり ⑥延命の効あり ⑦百薬の長 ⑧愁いを払う ⑨労を助く ⑩寒気に衣となる と書かれており 江戸時代の《百家説林》には ①礼をただし ②労をいとい ③愁いを忘れ ④鬱を開き ⑤気をめぐらし ⑥病を避け ⑦毒を消し ⑧人と親しみ ⑨縁を結び ⑩人寿を結ぶ とある。 時代が変わっても酒にはメリットがあるのだという意見は変らないようです。 [0回]PR コメント
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