"し"カテゴリーの記事一覧
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しってしらざれ
謙虚な発言は自分を守るものだという事。
実はよく知っている事なのに
謙虚に知らないふりをする奥ゆかしい行為。
逆に知らないのに知ったかぶりをするのは
他人から軽蔑されるので注意が必要です。
知って知らぬ顔が真の物しり
良賈は深く蔵して虚しきがごとし
能ある鷹は爪かくす
- 知ったかぶりをする人の特徴
知ったかぶりをする人というのは
負けず嫌いで見栄を張る人や
知らない事が恥ずかしいと思ってしまう人
なのだそうです。
知らないのが恥ずかしく知ったかぶりをしてしまうのは愛嬌がありますが
他人に勝つことが目的で知ったかぶりをしてしまうのは
《大ぼら吹き》と思われてしまうので気を付けたほうが良いかもしれません。 -
しったみちにまよう
普段からよく慣れ親しんだような事のほうが
何も知らない事よりも失敗しやすいのだという事。
何も知らなければ集中して物事を行うが
知っていて当たり前になっているものだと
集中力も途切れがちになるという事から。
得意分野で失敗するような場合にも使用される。
過ちは好む所にあり
好く道より破る
- 迷う(まよう)
進むべき方向などがわからなくなる事。
正常な判断ができなくなる事。
何が正しいのかわからなくなる事。
語源は様々な説があり
目が酔うので状況が正しく判断できないという《目酔う》
真に酔っているのでわからなくなる《真酔う》
糸が片方に寄ってしまう《紕う(まよう)》
という言葉から来るものではないかと言われています。