"し"カテゴリーの記事一覧
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ししのわけまえ
弱者に働かせた利益を不公平に分配する事。
力のある者が力のない者を働かせて得た利益を独占してしまい
実際に働いた者には分け前を与えない事。
- イソップ童話
ライオンとロバとキツネが狩りに出かけ
それぞれの成果を集めると沢山だったので
ロバがそれを公平に三等分すると
これに起こったライオンがロバを殺して食べてしまう。
次にキツネに分配をしてもらうと
キツネは大部分をライオンに与え
自分はわずかな量だけとり
ライオンからなぜそのような分配なのか聞いたところ
「ロバの運命が、この分配を教えてくれた。」
と答えたという事から。
権力のある者は利益を独占し
身近な者に起こった悲劇や災難は
処世の知恵を与えるという教訓の話。 -
ししのこおとし
自分の子供に試練を与え鍛え上げる事。
獅子は生まれた子供を深い谷底に落とし
自力で這いあがってきたものだけを育てるという俗説から。
ライオンではなく想像上の生物である獅子の伝説の事で
ライオンは子供を落とす事はしないので注意。
獅子の子育て
獅子は子を谷へ落として基勢を見る
獅子の子は数千丈の岩壁より投げ落としてためし見る
- 獅子と狛犬
日本の神社などの入り口のあたりに向かい合うように座っている神獣。
一般的には両側に狛犬が座っていると思われているが
もともとは角のある方が狛犬、角の無い方が獅子なのだそうです。
また、口を開けている阿形が獅子、閉じている吽形が狛犬という説もあります。