大船に乗ったよう おおぶねにのったよう 頼りになる者にまかせ少しも心配が必要ない事。 安心できる事。 小さな船では波による揺れが大きく 大波が来ると転覆の可能性すらありますが 大きな船ではよほどのことがない限り転覆などの危険がない事から。 [0回]PR 大鍋の底は撫でても三杯 おおなべのそこはなでてもさんばい 規模の大きな物は何から何まで大きいという事。 もう少ししか残っていないと思っていても 大きな鍋の底を集めてみると三杯分くらいはあるという事から。 鍋(なべ) 食材に火を通すための道具で煮る・揚げる・茹でる等の調理に使用。 鍋と言われると鍋もの料理を指すことが多い。 [0回] 大取りより小取り おおとりよりことり 一度に大きく儲けるよりも小さく多く儲けるほうがよいという事。 大掴みより小掴みと同じ。 大取り(おおとり) 大きく利益をもらう事。 [0回] 大鳥取るとて小鳥も取り損なう おおとりとるとてことりもとりそこなう 欲張り無理をしたため元も子もなくしてしまう事。 小鳥が取れる状況にあるのに欲張って大きな鳥を狙い失敗し 小鳥まで逃がしてしまうという事から。 とて 文や語句などについて「と思って」や「といって」などの意味に相当する。 このことわざの場合は 《大鳥を取ろうと思って小鳥も取り損なう》 という意味になる。 [0回] 大所の犬になるとも小所の犬にはなるな おおどこのいぬになるともこどこのいぬにはなるな 主人を選ぶときは大きな相手や確かな人物を選ぶべきだという事。 また、身を寄せるのであれば勢力のあるほうについたほうがよいという事。 大所(おおどこ) 勢力のあるおもだった人。 大家。 金持ち。 小所(こどこ) 資産の乏しい家。 狭い場所。 [0回] 大掴みより小掴み おおづかみよりこづかみ 利益を上げるには一気に大儲けをしようとせず コツコツと着実に儲けを重ねていくのがよいという事。 無理を重ねて元も子もなくなるよりはどうしようもないので 確実に利益を上げるのがよいという事。 儲け(もうけ) 利益。 得をする事。 [0回] 大遣いより小遣い おおづかいよりこづかい 一時的にまとまった額の大きな出費よりも 日常的に細々とした出費をするほうが結果的には額が大きくなるという事。 日常の小さな事を大切にしなければならないという事。 出費(しゅっぴ) かかった費用。 [0回] 大勢の眼鏡はたしか おおぜいのめがねはたしか 多数の人の判断や見解はおおよそ正しいものだという事。 カップラーメンの開発者《安藤百福》の言葉 大衆の声こそ神の声である。 安藤百福(あんどうももふく) 日清食品株式会社の創業者。 台湾出身の台湾人でインスタントラーメンの開発者。 [0回] 大勢の口にはかなわぬ おおぜいのくちにはかなわぬ 大多数の意見には逆らいようがないという事。 権力者であっても世論には勝てないという事。 世論(せろん・よろん) 世間の噂や風評。 輿論(よろん)を世論ともしますがこちらの場合は 世間一般の人の考え方となります。 [0回] 大勢の烏にゃ鷹もかなわぬ おおぜいのからすにゃたかもかなわぬ 鷹のように勇猛な鳥であっても 烏が大群で力を合わせてかかってくるとかなわないという事。 弱い者であっても力を合わせると強者を脅かすことができるという事。 鷹と鷲(たかとわし) 猛禽類の鷹と鷲は基本的に大きさで呼び方を変えていて 小~中型を鷹、大型を鷲と呼びます。 [0回]