大勢に手なし おおぜいにてなし 多くの人を相手にしても対抗のしようがなくどうする事もできないという事。 多勢に無勢であるという事。 手無し(てなし) 無能な事。またその人。 [0回]PR 大勢仕事 おおぜいしごと まとまりがなく仕事がはかどらない事。 また仕上がりも良くなく秩序のない大勢は無責任であるという事。 責任者もなくそれぞれがまとまりなく物事をする事。 大勢(おおぜい) たくさんの人。 [0回] 大霜の三日目に雨 おおしものみっかめにあめ 春や秋など移動性高気圧が日本の上空を通るときに大霜が見られ それが終わった三日後くらいに気温が上がり雨が降り出すという。 高気圧が過ぎ去った後に低気圧が来るためおこる現象。 大霜(おおしも) たくさん霜が降りた状態。 移動性高気圧(いどうせいこうきあつ) 高気圧と低気圧が交互に入り乱れる高気圧の事。 [0回] 多し少なし子三人 おおしすくなしこさんにん 子供の数は三人くらいが理想的であるという事。 多くも少なくもなくそれくらいがちょうどいいという事。 理想と現実 現代でも理想の子供数は平均2~3人のようですが 経済的な問題や体力の問題などから理想よりも子供が少ない事が多いようです。 [0回] 大木の下に小木育つ おおきのしたにおぎそだつ 権力者の周りにはその庇護を受けようとする者が集まってくるという事。 弱者は強者を頼って生きていくものだという事。 庇護(ひご) 弱い者の立場を守ってかばう事。 かばって守る事。 [0回] 大木の下に小木育たず おおきのしたにおぎそだたず 権威者の下に集まる者はその支援で成り立っているので 優れた人物にはなれないという事。 大きな木の下には陽もあまりささないので栄養が不足し 生えている小さな木には栄養が行かず成長しない事から。 小木(おぎ) 芽生えたばかりの小さな木。 灌木。 [0回] 大きな物には呑まれる おおきなものにはのまれる 強大な勢力に対しては反抗などしないで 言いなりになるほうが後々の得になるという事。 手に余る相手には逆らって戦うのではなく 従っておくのがよいという事。 呑まれる(のまれる) 取り込まれる。 引き込まれる。 相手の態度などに圧倒される。 [0回] 大きな大根辛くなし おおきなだいこんからくなし 体の大きな者はどこか間が抜けてつかみどころがなく茫洋としているという事。 大根は大きいが大味でピリッとした辛さなどもないという事から。 山椒は小粒でも辛いの反対語となります。 茫洋(ぼうよう) 広々として見当のつかないさま。 ぼんやりとしている事。 つかみどころのない事。 [0回] 大きな家には大きな風 おおきないえにはおおきなかぜ 人それぞれの境遇に応じた悩みを抱えているものだという事。 大きな家に住んでいるお金持ちは悩みがないように見えて 規模が大きな分事情も大がかりなものとなるものだという事。 境遇(きょうぐう) その人の置かれた環境や身辺の諸事情。 [0回] 大きい薬缶は沸きが遅い おおきいやかんはわきがおそい 大人物や大きな器は簡単には完成しないという事。 大きな薬缶は水がたくさん入るのでなかなか沸かない事から。 薬缶(やかん) もともとは鎌倉時代に漢方薬を煮出すために使われていたもので 薬鑵(やっかん)と呼ばれていました。 鑵(かん)とは金属製の器の事を指し 罐(かん)と書く場合は陶器で使い分ける事もあるようです。 [0回]