過ぎたるは猶及ばざるが如し すぎたるはなおおよばざるがごとし やりすぎる事はやり終えない事と同じよう にいい事ではないという事。 やり過ぎは何もやらないと同じようなもので ほどほどにするのが良いというもので あまりやりすぎてはいけないという事。 薬も過ぎれは毒となる 過ぎたる(すぎたる) 度が過ぎる事。 過度な事。 適正な範囲を超えてしまう事。 及ばざる(およばざる) しっかりと最後まで出来ない事。 [0回]PR 好き添いは離れやすい すきぞいははなれやすい 結婚式をあげずに結婚した夫婦は別れやすいという事。 結婚式をあげずに婚姻届けだけで結婚してしまうと 手続きが簡単なので 離婚も届け出だけでと簡単に思ってしまうという事から。 これに対し結婚式を行う事により 人生のけじめであったり、周りに広く報告をするという意味がある為 離婚についても慎重になるという事から。 [0回] 好きこそ物の上手なれ すきこそもののじょうずなれ 好きを継続すると上手になるという事。 好きな事は最初はとても下手であっても 継続して続ける事で創意工夫が生まれ やがては上手になるのだという事。 好きである事は集中力などが増し 熱心に行動するので上達が早いのだという事から。 好きは上手のもと 好きこそ上手 道は好む所によって安し 好かば心得よ 好きは上手の始まり 好きならこそ上手 好き(すき) 気に入る事。 強い関心を持つ事。 [0回] 頭寒足熱 ずかんそくねつ 健康を保つ秘訣の事。 頭は冷やし、足は温めるとよいという事で 頭は熱が出やすく、足は冷える事が多く それにより風邪に発展するのを防ぐという事から。 昔から熱が上がると足が冷えるという事を経験的に知っていて 頭はタオルなどで冷やし、足はお湯につけるなどの方法で 風邪の初期症状に対応していた事から。 [0回] 酢が戻る すがもどる ピリッとしたところがなくなる事。 また、年を取る事によって頭の働きのあざやかさが鈍る事。 老化して思慮分別が鈍くなる事。 酢(す) 穀物や果実が原料の醸造酒を酢酸発酵したもので 酸味があり殺菌効果や防腐効果などがある。 酢が古くなると酸味が抜け味が変化するとされ 開封後は半年くらいが賞味期限と言われる。 [0回] 好かぬは得せぬの唐名 すかぬはえせぬのからな 手に負えない事への言い訳。 ある事を行うのが好きではないというのは 本当に嫌いなのではなく出来ないからなのだという事。 自分の能力不足を認める事が出来ず 好きではないという理由で納得する事。 嫌いは得せぬの唐名 得せぬ(えせぬ) 得には可能の意味があるがそれに否定の言葉が続くと 不可能という意味となるため得せぬとなると できない・不可能などの意味となる。 唐名(からな) 中国風の呼び方、 そこから転じ別名や異名などの意味に使われる。 日本風の呼び名のことは大和名(やまとな)と言う。 [0回] 姿はつくりもの すがたはつくりもの 見た目の良さは それが事実ではなくても事実らしく作り上げる事が出来るという事。 人の外観は化粧や着る衣装などで 豪華に見せる事が出来るという事。 現在では整形などもありさらに作る事に関しては進んでいるようです。 馬子にも衣裳 作り物(つくりもの) 実物そっくりに作った偽物。 事実ではない事を本当の事のように偽る事。 [0回] 姿は俗性を現す すがたはぞくしょうをあらわす 人の服装や立ち振る舞いなどにその人の品性が現れるという事。 生まれつきの容姿のような外見は違いますが 着ている服装の好みや動作などに その人の教養や好みが反映されている事が多く また、話す言葉遣いなどにも品格が現れるのだという事。 俗性(ぞくしょう) 氏素性の事。 家柄や家系などの経歴や本人の経歴などの事。 [0回] 末は野となれ山となれ すえはのとなれやまとなれ 自分が良ければあとの事はどうなっても良いという事。 目の前の事をしてしまえば その後は自分に関係ないのでどうでも良いという事。 後は野となれ山となれ 後は実がなれ花が咲け 野(の) 自然の状態の平地。 野原。 山(やま) 周辺の地域より高くなっている場所。 草木の茂った自然の多い場所。 [0回] 末の露本の雫 すえのつゆもとのしずく 人の命の儚さの例え。 木の葉に付いた露も 根元にある雫も同じく消えやすく儚いものである事から。 葉の上の露と木の根元の雫は多少の違いがあっても 消えやすい事は同じで 人の命にも長い短いの違いがあっても 同じく儚く消えやすいものだという事から。 [0回]