芋茎で足を衝く いもがらであしをつく 油断をしていて思いがけない大失敗をする事。 また、ありそうもない大げさな事のたとえ。 芋茎(いもがら) サトイモやハスイモの茎で《ずいき》などと呼ばれる物。 柔らかいのでかなり油断をしていないと足は傷つかないようです。 [0回]PR 芋頭でも頭は頭 いもがしらでもかしらはかしら どんなに小さな集団のトップであっても 頭となればそれなりの貫禄があるものだという事。 芋頭(いもがしら) 里芋の塊茎。 親芋。 人の頭に立つ意味があり 子芋が多くできる事から縁起物とされる。 塊茎(かいけい) 地下茎が肥大化して養分を蓄えた塊状のもの。 ジャガイモ・クワイなどのように食用になるものも多い。 [0回] 今参り二十日 いままいりはつか 使用人は段々怠けていくものだという事。 来てすぐの時は真面目に働きますが 仕事に慣れてくると要領を覚え手を抜いたりするため 裏表なく真面目に働いているのは最初だけだという事。 真面目(まじめ) 嘘偽りなく本気である事。 真剣である事。 誠実である事。 [0回] 今はの念仏誰でも唱える いまはのねんぶつだれでもとなえる 普段は信仰心のない人でも死に際には念仏を唱えて神仏にすがるという事。 また、健康で元気な時は神仏を信じる者は少ないという事。 今は(いまは) 今は限りの略でこれが最後である事。 今際(いまわ) [0回] 今の情けは後の仇 いまのなさけはのちのあだ 一時的な安易な同情は 後々になるとよい結果にならないという事。 安易な同情は害をもたらす事が多いという事。 安易(あんい) いい加減な事。 深く考えない事。 投げやりな事。 [0回] 居仏が立仏を使う いぼとけがたちぼとけをつかう 座っている人が立っている人に用事をお願いする事。 座ってる人が立つのが面倒で都合よく立ってる人にお願いする事。 居仏(いぼとけ) 座った姿の仏。 座仏。 立仏(たちぼとけ) 立った姿の仏。 [0回] 茨の中にも三年の辛抱 いばらのなかにもさんねんのしんぼう 辛く苦しい事でも我慢をして努力をしていれば必ずそれが実る時が来るという事。 根気よく続けることの大切さを言ったもの。 茨(いばら) トゲのある小木の総称。 身に起こる苦難のたとえ。 [0回] 意馬心猿 いばしんえん 人の抑えがたい煩悩や欲望を 馬が走ったり猿が騒いだりするのを制止できない様に例えた言葉。 意馬(いば) 心が騒いでじっとしていられない様を走る馬に例えた言葉。 心猿(しんえん) 欲情の燃え落ち着かない様を猿が騒ぎまわる姿に例えた言葉。 [0回] 医は意なり いはいなり 医療は薬や治療よりも意思などの精神的作用が必要であるという事。 誠心誠意に患者に接する事で心のケアから治していくという考えかた。 誠心誠意(せいしんせいい) 心を込めて真面目に取り組む事。 [0回] 祈るより稼げ いのるよりかせげ 怠けてばかりいてご利益を得たり幸せになる事を考えず 一生懸命に働き自分で運命を切り開くほうが良いという事。 また、困難な事がある時に誰かに助けてもらうよう祈るよりも 自分で努力をして道を切り開くべきだという事。 願うだけでは願望は成就しないのだという事。 成就(じょうじゅ) 願いが叶う事。 物事は望み通り完成する事。 [0回]