犬に論語 いぬにろんご どんなに役に立つ貴重なものを教えてもまったく無駄である事。 有難味が全く通じない事。 論語(ろんご) 孔子の教えを弟子たちが書き留めた儒教の経典。 人の生きる道や考え方、道徳などが書かれている。 [0回]PR 犬になるなら大家の犬になれ いぬになるならおおやのいぬになれ 誰かに仕えるのなら大物に仕えるのがいいという事。 小物に仕えても頼りがいがないがないという事。 犬でも金持ちに飼われるほうが得をするという事から。 [0回] 犬に肴の番 いぬにさかなのばん 人選に問題がある事のたとえ。 犬に肴の番をさせても我慢できずに食べてしまう事から 過ちが起こりやすい状況や過ちを助長するような状況を誘発する事のたとえ。 助長(じょちょう) ある傾向を著しくする事。 好ましくない状況を強める事。 誘発(ゆうはつ) ある事が原因となり他の事を発生させること。 [0回] 犬と猿 いぬとさる 非常に仲が悪い事のたとえ。 犬猿の仲。 お互いを敵視する事。 犬と猿はなぜ仲が悪い? 諸説ありますが 神様が干支の順番を決めるため早く着いた順を適用したときに 始めは仲良く歩いていた犬と猿にトラブルが生じ仲が悪くなった説や 人に飼われる事が多い犬に対し野生の群れで生きる猿とは 守る世界が違うため出会うたびに威嚇し合うなどあります。 [0回] 犬が西向きゃ尾は東 いぬがにしむきゃおはひがし 当たり前である事のたとえ。 わかり切った事。 犬の体が西を向いているとしっぽは逆の東側にある事から。 当たり前(あたりまえ) 誰が考えてもそうだと思う事。 当然な事。 [0回] 犬一代に狸一匹 いぬいちだいにたぬきいっぴき 人生で大きなチャンスに巡り合うのはそうそうないという事。 猟犬が一生のうちで狸のような獲物を捕るのは一度あるか無いかという事から。 一代(いちだい) 一生涯。 生まれてから死ぬまで。 [0回] 往に跡へ行くとも死に後へ行くな いにあとへゆくともしにあとへゆくな 妻と離婚した者の所へ嫁ぐのはよいが 妻と死別した者の所へ嫁ぐのはやめたほうがいいという事。 死んだ妻への愛情はいつまでも残っているので 後妻に行くのは苦労が絶えないという事から。 後妻(ごさい) 妻と死別あるいは離婚した男とその後に結婚した妻。 後添い(のちぞい) [0回] 稲荷の前の昼盗人 いなりのまえのひるぬすびと 明るい昼間に神社の前で人の物を平気で盗むという事。 悪人の図々しさを驚いた言葉。 また、白昼に神社の賽銭箱を荒らしたり 参拝に来る人の物を盗んだりする神罰を恐れぬ図々しさを語ったもの。 盗人(ぬすびと) 他人の所有物を盗み取る者。 盗賊。 [0回] 稲妻や昨日は東今日は西 いなずまやきのうはひがしきょうはにし 変化の激しい事や素早い事のたとえ。 稲妻が昨日は東の空で光っていたと思ったら 今日は西の空で光っていたので世の中何が起こるのかわからないという事から。 稲妻(いなずま) 空中電気の放電により起こる雷光。 また、動作の素早さや時間の短さなどにも使われる。 稲が実を結ぶ時期に多くそれにより稲が実ると考えられ 稲の夫(つま)と言う意味から生まれた言葉。 [0回] 田舎者の国自慢 いなかもののくにじまん 田舎者は世間が狭く、見聞も狭いため 自分の生まれ故郷のつまらない国自慢をしてしまうという事。 他の地域を知らないため自分の故郷が一番だと思ってしまう事。 見聞(けんぶん) 見たり聞いたりする事。 またそれによって得た知識や経験。 [0回]