水火の争い すいかのあらそい お互いの立場や利害が全く正反対なため仲の悪い事。 とても仲の悪い事の例え。 水と火という全く違う属性ではお互い相容れるものではないという事から。 犬猿の仲 水と脂 相容れない(あいいれない) お互いの立場や主張が違うため互いの存在が並び立たない事。 互いの主張が一致せず両方の意見を取り入れる事が出来ない事。 [0回]PR 粋が川へはまる すいがかわへはまる 熟練者でも失敗する事があるという事。 また、世情に通じた老練な人がいきすぎて人生を踏み外す事。 粋がはまる 河童の川流れ 猿も木から落ちる 粋(すい) 物事によく通じている事。 色恋の道に通じている人の事。 また、《粋を集めた》という言い方のように優れている事。 [0回] 新米にとろろ汁 しんまいにとろろじる 美味しい組み合わせの事。 新米のごはんに とろろ汁をかけて食べるととてもおいしいという事から。 とろろ汁(とろろじる) ヤマノイモや長芋などを擦っておろし だし汁・卵などを混ぜたもの。 とろろは高血圧の改善効果や 便秘・下痢などを改善、胃腸の修復などに効果があるそうです。 [0回] 辛抱は金、碾臼は石 しんぼうはかね、ひきうすはいし 辛い仕事をずっと我慢しなければお金持ちにはなれないという事。 碾臼は石でできているものであるが その中心に使われる心棒は鉄でできているため 辛抱を辛抱、金を鉄にかけたもの。 辛抱の木に金がなる 辛抱の棒が大事 石臼でも心棒は金 辛抱は金や牡丹餅は棚や 辛抱は苦しい木だが甘い果実をつける かね もともとは金属全般を《かね》と呼んでいましたが のちにそれぞれ漢字の発達により 金は《こがね》(黄金) 鉄は《くろがね》 銀は《しろがね》 銅は《あかがね》 のように呼ばれるようになり 今では《かね》というと金を言うのが一般的なようです。 [0回] 辛抱が大事 しんぼうがだいじ 成功するための秘訣の事。 どんな事でも辛抱強く最後までやり抜く事が大事だという事。 困難な事でも途中で諦める事無くやり通すのが良いという事。 辛抱は物事成就の基 辛抱は凡ての門を開く 辛抱(しんぼう) 辛さに耐え忍ぶという意味から 辛さを抱えるという字を当てた言葉。 [0回] 心腹の友 しんぷくのとも 心を打ち明ける事ができる友達の事。 胸の内を明かしあえる信頼できる友達の事。 かけがいの無い友達。 肺腑の親 真逆の友 心腹(しんぷく) 胸の内。 心中。 心から頼りにする事。 掛け替え(かけがえ) 後の為に同じものを用意する事。 とりかえる事。 [0回] 親は泣き寄り他人は食い寄り しんはなきよりたにんはくいより 不幸があった時ほんとに悲しんでいるのは身内だけであるという事。 不幸な事が起こった時に 親子や親類の関係にある者は心から悲しみ集まるが 他人はうわべだけ悲しみを装い 出される食べ物などもらえるものがないかと集まるのだという事。 親の泣寄り 他人の食寄り 他人は食寄り 食い寄り(くいより) 食事が目当てで大勢の人が集まる事。 食事でもてなされるのを目当てに来る事。 また、利益の為に寄ってくる事。 [0回] 親は媒に因らず しんはなかだちによらず 夫婦は媒酌人など他人の媒があって夫婦となる事があるが 夫婦の愛情と言うものは媒によって生まれるものではないという事。 夫婦関係はお互いの努力でよくするものだという事。 媒に因って嫁し媒に因らずして成る 媒(なかだち) 相手同士の中間に立って交渉や取引などを円滑に成就させようとする者。 仲立ちとも言う。 また、男女の仲を取り持つ媒を仲人とも言う。 [0回] 心配は身の毒 しんぱいはみのどく 心配をずっとしているのは体に良くないという事。 多少の心配は問題ないが 極度の心配性などは食事ができなくなったり不眠に悩んだりと 心配のあまり健康を害するという事から。 心配は寿命の毒 心配で年がよる 心配(しんぱい) 心配り(こころくばり)が語源とされ もともとは《相手を心配する》などの気づかいの言葉であったが 《先行きが心配》のように不安などの意味で使用される事が多くなった漢字。 [0回] 真の闇より無闇が怖い しんのやみよりむやみがこわい 目の前が見えないような真っ暗闇よりも 考えが何もない無闇のほうが恐ろしいという事。 無闇は字をみると闇が無いというようにみえるが 実際には道理から外れているという事なので じっとしていればそれなりに安全な闇の中と比べ 何が起こるかわからない無闇のほうが怖いという事から。 馬鹿と闇夜ほど怖いものはない 無闇(むやみ) 後先考えない行動をする事。 度を越えた行動をする事。 善悪の判断なく行動する事。 [0回]