言い訳するほど悪くなる いいわけするほどわるくなる 弁解すればするほどボロを出してしまう事。 黙っているとわからないような悪事まで ぺらぺらとしゃべってしまう事。 襤褸を出す(ぼろをだす) 隠していた欠陥や不都合が明らかになる事。 襤褸とは破れていたり継ぎはぎだらけの服の事で そこから隠していた都合の悪い点などに用いられる。 [0回]PR 言い出しこき出し笑い出し いいだしこきだしわらいだし 人から聞いたといい噂を広める人が 実は噂をでっち上げている可能性が高いという事。 まだ誰も気が付いてない状態で臭いにおいがするなどと笑い出し 誰かおならをしたのか?と犯人を探し出すような人は 実は自分がしたことを隠そうとして捜査する側にまわって 自分の罪を他人に着せようとする事から。 でっち上げる 嘘をいかにも事実であるようにする事。 捏造する事。 [0回] 言いたいことは明日言え いいたいことはあしたいえ 腹を立てているときや興奮しているときは 冷静さを欠いているので醜態をさらすことがあり 一日時間をおいてから冷静な判断をしたほうが良いという事。 何かを思いついても一晩考えて吟味をしたのちに口に出すと 失言もあまりなくさらに良い考えも加わるので 思い付きをその場でいうのではなく よく考えてから言うのが良いという事。 醜態(しゅうたい) 見苦しい様。 みっともない姿。 [0回] 言い勝ち功名 いいがちこうみょう 声高な者の意見は間違っていても通りやすいという事。 また、黙っていたのではどんなに正しい意見でも理解してもらえないという事。 功名(こうみょう) 名をあげる事。 手柄。 [0回] いい後は悪い いいあとはわるい いい事があった後には悪いことが起こりやすいという事。 幸運に見舞われ浮かれている人に対して いい事ばかり起こるものではないという注意と戒め。 幸せな人がやっていない事。 いい事を呼び込むために幸せな人がやらない事があるそうです。 ①他人を責めない。 ②恨みや泣き言を言わない。 ③過去を引きずらない。 ④陰口をたたかない。 ⑤恐れない。 ⑥成功を確信できるまで待たない。 など。 [0回] 暗夜に燈火失う あんやにともしびうしなう 頼りにしていたものを失いこれから先どうしたらよいのか途方に暮れる事。 真っ暗な夜の闇で提灯やろうそくなどの明かりを持たずにいるのはとても不安な事から。 燈火・灯火(ともしび) あかり。 とうかとも読む。 明かりとしてともす火の事。 [0回] 按摩の高下駄 あんまのたかげた 危険な事を進んでしてしまう事。 とても危険な事のたとえ。 目の不自由な人が高い下駄を履いて歩くのは とても危なく感じるという事から。 按摩(あんま) 叩いたり揉んだりなどの手を使った技で体のコリなどを取り除き 健康を増進する療法の事。 また視覚障害者が生業にしていることが多かったため そのような人を指す言葉としてもとらえられます。 [0回] 暗中的を射る あんちゅうまとをいる 当たる可能性が低い事。 暗闇の中で的に矢を放つという事で 当たるか外れるかはわからないが おそらくまぐれなどでしか当たる可能性がないという事。 ただし、可能性はあるので どうなるかはわからないという事。 暗中(あんちゅう) 暗闇。 闇の中。 [0回] 案ずるより産むが易し あんずるよりうむがやすし 物事を始める前は色々と心配してしまうが やってしまうと案外なんでもない物だという事。 昔はお産は本人や子供の生死の心配などがあるものですが 終わってみると案外何ともなかったりするものだという事。 案ずる(あんずる) 心配する。 色々考える。 [0回] 案じるより芋汁 あんじるよりいもじる おいしい物を食べて元気を出そうという事。 悪い事をくよくよと心配してみてもどうにもなるものでもないので それよりもおいしい物を食べてリラックスしていたほうが良いという事。 芋汁(いもじる) 芋を入れた味噌汁。 または、とろろ汁。 とろろ汁(とろろじる) 長いも、山芋などをすりおろし出汁と卵を合わせたもの。 山芋には優れた栄養があり体力の回復のほか 病気の予防などにも効果が期待できるそうです。 [0回]