知らぬ顔の半兵衛 しらぬかおのはんべえ 全て知っているのに知らないふりをして言う事をきかない事。 知っていてもとぼける人の事。 半兵衛とは戦国武将の竹中重治(半兵衛)の事で 織田信長が前田利家を使い半兵衛を調略しようとした話や 羽柴秀吉の撤退命令を無視した話などが有名で どちらも半兵衛は知らぬ顔をして逆に有利な状況を作り出したという逸話から。 半兵衛を決める 知らぬかんぴょう猫の糞 知らぬ顔(しらぬかお) 知っているのに知らないふりをする事。 《知らん顔》や《知らず顔》《素知らぬ》とも呼ばれる。 [0回]PR 白豆腐の拍子木 しらどうふのひょうしぎ 見掛け倒しである事。 見た目は大きく立派に見えるが 実際には思ったほど役に立たない事。 豆腐は大きく見た目はいいが 拍子木のように打って鳴らすような使い方は出来ない事から。 独活の大木 拍子木(ひょうしぎ) 拍子を取るための道具。 拍子とは歌舞や音楽などに合わせて 何らかの道具を使い音を打ち合わせる事。 [0回] 悪口は受け取らないと相手の元に戻る わるくちはうけとらないとあいてのもとにもどる 悪口を言われたから不快になるのではなく 悪口を受け取るから不快になるのだという事。 悪口を言われても何も気にしなければ 言っている側のほうが 周りから相手にされず白い目で見られるのだという事からで 悪口による負の影響は言った本人に戻っていくという事から。 また、悪口を言われるのは上手くいっている証拠で それに焦った相手が陥れようとしているだけなので 気にする事はないのだという事。 [0回] 知らずば人真似 しらずばひとまね やり方を知らない時は他人がしてる事のまねをするのが良いという事。 自己流で行うよりも他人と同じ事をしたほうが無難であるという事。 人真似(ひとまね) 他の人の行動ややり方を真似する事。 人の真似と言うと悪いイメージを持つ方もいますが 人は他人を真似て成長するという意見もあります。 他人の良い部分を真似てステップアップする事は大事なので 真似される方はそれを嫌悪するのではなく 手本とされたことに自信を持つのが良いと思います。 [0回] 知らずは人に問え しらずはひとにとえ 知らない事はそのままにしておかず 知っている人に聞いてみるのが良いという事。 知らないままでいるとずっと無駄な事をしていたり 知ったかぶりをして恥ずかしい思いをする事になったりするので 一時恥ずかしい思いをしても聞いてみるのが良いという事。 聞くは一旦の恥知らざるは一生の恥 知らぬ事は人にならえ 問う(とう) わからない事やハッキリしない事などを質問する事。 また原因や事実などを明らかにするため聞く事。 《問え》とはそれの命令形でそうしろという事。 [0回] 知らずは半分値 しらずははんぶんね 価値や値段がわからない物は 思った金額の半分くらいの額で考えるとだいたい当たっているという事。 骨董品などよく値段のわからないものは どれも高価に見えてしまうが 実際には思ったほど高いものは無かったりする事から。 ただし例外もあり桁違いなものなどもあるので注意。 知らざあ半分値 半分値(はんぶんね) 定まった金額の半分の事。 半額。 50%OFF。 [0回] 白河夜船 しらかわよふね 深く眠りについていたため睡眠中に何が起こっていからわからない事。 また、知ったかぶりをしてしまう事。 京都見物に行ったという嘘を吐いた人が白河の事を聞かれた時 夜に船で通ったので眠っていて よくわからないという発言をし嘘がばれた事から。 実際には白河とは川の事ではなく 京都の地名の事なのだそうです。 [0回] 白髪は冥途の使い しらがはめいどのつかい 白髪が生えてくるのは老化が進んでいるという事なので 白髪はそれだけ死に近づいているのだという事。 白髪になってきたのはもう昔ほど若くはないので 気を付けなければ死が近づくのだという戒めから。 冥途(めいど) 冥土とも書く。 死んだ人たちが行くあの世と呼ばれる場所の事。 [0回] 初心忘るべからず しょしんわするべからず 最初に何かを習う時の様な謙虚な気持ちを忘れてはいけないという事。 是非の初心・時々の初心・老後の初心を忘れるべからず というのが元々の言葉で 初めての事をする時のように 常に自分の未熟な部分を忘れてはいけないという戒め。 初心(しょしん) 習い始めの頃。 純粋な気持ち。 慣れていない事。 [0回] 女子と小人は養い難し じょしとしょうじんはやしないがたし 女性と器量の狭い人は優しく態度をとるとこちらを甘く見たり 相手にしないでいると敵意を持ったりするので扱いづらいという事。 この諺ができた時代は 女性には教育を受ける機会はなかなか与えられない時代だったので 女性にはあまり分別がないと思われて 小人のような器量が小さく品性に乏しい人と同じと思われていたのではないかと思います。 [0回]