あわを食って育つのは鯔の子ばかり あわをくってそだつのはいなのこばかり 慌て者を諫める言葉。 鯔は泥の中から餌を見つけ養分を取っていますが それがまるで泡を食べているように見えるため 慌てて泡を食うにかけた表現となっています。 鯔(いな) 《ぼら》の小さいもので成長するに従い名称の変わる出世魚です。 卵からかえったばかりのときは《おぼこ》や《すばしり》と呼ばれ それが成長して《いな》となります。 その後《ぼら》となりそれがさらに大きく成長したものが《とど》と呼ばれ 《とどのつまり》の語源となっています。 [0回]PR コメント
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