"あ"カテゴリーの記事一覧 朝寝坊の宵っ張り あさねぼうのよいっぱり 夜遅くまで起きていて朝寝坊する人の事。 昔は油が高く夜更かしをするのは贅沢で 朝寝坊してまで夜更かしをする人を戒めたもの。 宵っ張り(よいっぱり) 夜更かしの習慣のある人。 夜更かしをする事。 夜更かし(よふかし) 夜遅くまで起きている事。 寝る時間が遅い事。 [0回]PR 朝寝八石の損 あさねはちこくのそん 朝寝は米八石に値するほどの損になるのだという事。 朝寝坊の損を強調した言葉で それくらい大きな損をしているのだという事。 朝寝(あさね) 朝寝坊の事。 朝遅くまで寝ている事。 石(こく) 尺貫法の体積の単位の一つ。 一石は米1000合に相当し 成人一人分の一年分の消費量に等しく 八石では八年分となるので 朝寝坊は八年分の損をしているといわれると ものすごい損をしている事になります。 [0回] 朝寝好きの夜田打 あさねずきのよたうち 朝寝をして仕事を後回しにしてしまうと その分の仕事が徐々に遅れていき 最後には夜遅くまで働かなければ仕事が終わらなくなるという事。 最初に楽をしていると後から苦労するという事。 田打(たうち) 田植え準備の為に春に田を掘り起こす事。 [0回] 朝寝朝酒貧乏のもと あさねあさざけびんぼうのもと 怠け者を戒めた言葉。 朝寝と朝酒は怠け者のする事で そのような人は必ず貧乏になるという事。 戒め(いましめ) やってはいけない事をしたり過ちを犯し失敗しないよう 前もって注意をする事。 [0回] 麻につるる蓬 あさにつるるよもぎ 善い人と付き合うと 相手の影響を受けて善人になる事のたとえ。 よもぎは本来曲がりくねって育つものですが まっすぐ伸びる性質がある麻の中で育つと 自然とまっすぐに育つ事から。 麻(あさ) 食用・薬用・繊維・製紙などの素材となる植物。 大麻・大麻草などども呼ばれ 国内では許可なく育てることは禁止されています。 蓬(よもぎ) 別名【餅草】もちぐさ 特有の香りがあり よもぎ餅(草餅)やおひたしなどにして食べます。 おひたし 青菜を茹でて、それに鰹節や醤油などをかける食べ物。 [0回] 朝虹笠いらず あさにじかさいらず 朝の雨はすぐ晴れる事が多く その時に虹が出ている事から傘などはいらないという事。 朝の雨はすぐ止むので心配はいらないという事。 日本海側によくみられる特徴。 虹(にじ) 太陽の光が空気中にある水滴に反射して光の屈折により様々な色の帯を見せる現象。 雨上がりや滝の近くさらにホースなどで水を撒くときなどに見れる現象。 [0回] 朝鳶に蓑を着よ夕鳶に笠を脱げ あさとびにみのをきよゆうとびにかさをぬげ 朝に鳶が舞うのは雨の降る前兆で 夕方に鳶が舞うのは晴れの印であるという事。 夕方は餌が多いため飛ぶそうですが 朝に舞うのは低気圧が関係していて 湿気を感じた鳶が雨が降る前に餌を集めるためという説があります。 鳶(とび) トンビとも言う。 ほとんど羽ばたくことがない鳥で 上昇気流にうまく乗って輪を描くよう上空に舞う。 日本では一番身近な猛禽類。 [1回] 朝出た跛には追い付かず あさでたちんばにはおいつかず 片足が不自由な人は歩くのが遅いが それでも朝早く起きて出発すると あとから出発した人でもなかなか追いつかない事から 地道な努力をする者が勝利をするという事。 跛(ちんば) 片足が不自由で正常な歩行ができない事、あるいは人。 ちんば・びっこなどは差別用語のため日常での使用はやめましょう。 [0回] 朝茶は七里戻っても飲め あさちゃはしちりもどってものめ 朝茶を飲むとその日一日災難を逃れることができるので 飲み忘れてしまったら七里の道を戻ってでも飲んだほうがいいという事。 朝起きたらまずお茶を飲むことで 頭をすっきりさせるという効能を言ったもの。 お茶の効能 お茶には心臓病予防・肥満予防・虫歯予防など様々な病気の予防効果や 眠気覚まし・口臭予防・二日酔い防止などの効果があります。 [0回] 朝題目に宵念仏 あさだいもくによいねんぶつ 自分の意見などがなく流されやすいという事。 日和見な事。 朝は南無妙法蓮華経を唱えていたかと思うと 夜には南無阿弥陀仏と唱えだし どの宗教なのかわからないという意味。 日和見(ひよりみ) 定まった考えを持たずに情勢をうかがい 常に有利なほうへつこうとする事。 題目(だいもく) 日蓮宗で唱える南無妙法蓮華経の事。 念仏(ねんぶつ) 南無阿弥陀仏と唱える事。 おもに浄土系の宗派が唱える。 [0回]