"あ"カテゴリーの記事一覧 朝銭出すな あさぜにだすな 朝早くからお金を出すと 一日中お金を出すことが多いので 朝からお金は出すものではないと縁起をかついだ言葉。 縁起(えんぎ) 他との関係が縁となりおこる事。 吉凶の前触れ。 [0回]PR 浅瀬に仇波 あさせにあだなみ 思慮の浅いものほど口先だけで騒ぎ立て やかましいものだという事。 川では深い所には波があまりたたないが 浅い所では波が騒がしいくらいたつ事から。 仇波(あだなみ) 大したことがないのにたつ波の事。 軽率さのたとえに使われる言葉。 [0回] 朝酒は門田を売っても飲め あさざけはかどたをうってものめ 朝酒のおいしさをほめたたえた言葉。 美味しいので家の一番大事な門田を売ってでも飲んだほうが良いという意味。 門田(かどた) 【もんでん】【かなとだ】などとも呼ぶ。 家の周囲、とくに家の前などにある近くて使いやすい田んぼの事。 [0回] 朝酒三杯御神酒のお下がり あさざけさんばいおみきのおさがり 朝にお酒を飲むのは三杯までは 御神酒のお下がりとして許されるという事。 酒飲みの口実に使われる言葉。 朝からお酒を飲むのは体裁が悪いが 神様からいただくのであれば三杯まではいいだろうという事。 御神酒(おみき) 神様に捧げる酒。 [0回] 朝乞食夕坊主 あさこじきゆうぼうず 朝に乞食に会い夕方に坊主と会うと縁起がいいという俗信。 特に理由のある物ではないそうです。 俗信(ぞくしん) 世間で信じられている信仰。 幽霊や妖怪、占いやまじないなどがこれにあたります。 [0回] 朝曇りに驚く者は所帯持ちが悪い あさぐもりにおどろくものはしょたいもちがわるい 朝の天気が悪く曇っていたりすると 雨になるかもしれないと仕事に行くことを嫌がる人は そのような怠け者は家計のやりくりも下手くそで 金持ちになる事はないという事。 朝に曇るのは天気が良くなる前触れと考えられている事から。 朝曇りは日中晴れなのか 一説によると朝曇りになるのは低気圧が近づいている証拠なので 午後からは曇りのち雨だそうなのですが 山間部では放射冷却により朝に雲がでるのですが 日が昇っていくと雲も晴れて快晴となるようです。 [0回] 麻殻に目鼻を付けたよう あさがらにめはなをつけたよう やせて骨と皮ばかりになってしまったような人の事。 とてもやせ細った頼りなく見える男性の事。 麻殻(あさがら) 麻繊維を取った後に残った茎の部分。 細くて火の付きやすい物。 [0回] 朝雷に川渡りすな あさかみなりにかわわたりすな 朝に雷が鳴るのは大雨になる前兆なので 川を渡って遠くへ行くような行動は慎んだことが良いという事。 大雨で川岸が氾濫すると容易に帰宅できなくなるというで 天気に関する生活の知恵から出た言葉。 [0回] 朝駆けの駄賃 あさがけのだちん 物事が簡単にできる事のたとえ。 朝起きたばかりの馬は元気もよく 荷物などが重くても苦労もなく走る事から 簡単な事のたとえに使われます。 朝駆け(あさがけ) 朝早く馬を走らせる事。 朝早く出かける事。 駄賃(だちん) 簡単な事をした時などに支払われる代金。 もとは馬に荷物や人などを乗せて運ぶ際の運賃の事で 馬に乗せて運ぶだけなので簡単な仕事に対する賃金から転じた言葉。 [0回] 朝女朝坊主 あさおんなあさぼうず 朝に来る客が女性やお坊様だと その日は繁盛するという縁起をかついだ言葉。 語源の由来などは不明。 縁起(えんぎ) 仏教用語【因縁生起】(いんねんしょうき)の略。 吉凶の前触れや兆し前兆など。 [0回]