"あ"カテゴリーの記事一覧 明けて通せよ肥担ぎ あけてとおせよこえかつぎ つまらない者とはなるべく係わり合いにならないほうがいいという事。 肥桶を運ぶ者と関わり自分にそれがかかってはいけないため。 肥担ぎ(こえかつぎ) 下肥の入った桶を棒の両端につけてバランスを取り持ち運ぶ道具。 下肥(しもごえ) 人の糞尿から作られる肥料。 [0回]PR 開けて悔しき玉手箱 あけてくやしきたまてばこ 楽しみにしていたものの結果を確認すると 期待はずれで残念な結果だった事。 浦島太郎が乙姫からもらった玉手箱を開けてみると 期待していたような金銀財宝ではなく 老人になってしまう白い煙がでてきてがっかりした事から。 玉手箱(たまてばこ) おとぎ話【浦島太郎】にでてくる箱。 また、軽々しく開けてはいけない箱の事。 もともとは玉櫛笥(たまくしげ)という化粧品などを入れる美しい箱が 玉手箱になったといわれています。 [0回] 明けた日は暮れる あけたひはくれる 朝がくれば必ず日暮れもくるので いつまでも同じ状態がが続くわけではないという事。 よい時に調子に乗らず軽はずみなことはひかえなさいという事。 明け(あけ) 夜が明ける事。明け方。 [0回] 上げ膳据え膳 あげぜんすえぜん とても優遇してくれる事のたとえ 客を座らせたまま食事のお膳を前に並べ 給仕をしてもてなす事から。 膳(ぜん) 食事。 一人前の食事を載せる台。 上げ膳(あげぜん) 食べ終わった食事を片付ける事。 据え膳(すえぜん) これから食べる食事を出す事。 [0回] 胡坐で川 あぐらでかわ 何の努力もしないで物事が好都合に実現する事。 胡坐をかいたままで川を渡るように 自らは全く動かず思い通りの結果になるという意味から。 胡坐(あぐら) 両足を開き体の前で両足首が重なるようになる座り方。 中国北方・西方の民族(胡)から伝わった座り方。 こざとも言う。 [0回] 欠伸を一緒にすれば三日従兄弟 あくびをいっしょにすればみっかいとこ あくびは移りやすいという事。 あくびは眠い時や 厭きているとき時など出やすいのですが これは酸素不足や軽い貧血などの場合に 大きな呼吸をして補おうとするもので 何人もの人が同じような状況であるときに 一人があくびをしたのをきっかけに伝染してしまうという事。 三日従兄弟(みっかいとこ) 軽い血縁関係や ちょっとした親しみを持つ者同士になる事。 [0回] 悪は延べよ あくはのべよ 悪いことはすぐには実行せずになるべく先延ばしにするのがいいという事。 そうする事で事情に変化があったり 考えが変わったりして悪事を実行に移す必要がなくなる場合があるため。 悪事をせずに思いとどまる事で後々後悔するような事にならなくて済むという事。 [0回] 悪は一旦の事なり あくはいったんのことなり 悪い事をして一時的にうまくいったとしてもそれが長続きすることはなく 最後には正しい者に負けてしまうという事。 悪事は長続きしないものであるという事。 一旦(いったん) 一度。 しばらくの間。 ひとまず。一時的など。 [0回] 悪の報いは針の先 あくのむくいははりのさき 悪事を働くとその報いは針の先を回るように あっという間に自分に戻ってくるという事。 悪い事をするとすぐ自分に返ってくるという事。 針の先の円周はほとんどない事から。 あっという間(あっといいうま) 「あっ」と声を出す短い時間。 一瞬の事。 [0回] 悪の裏は善 あくのうらはぜん 悪い事があればそのあとには善い事もあるという事。 悪い事ばかりが続く事はなく 善い事ばかりでもないという事で 今悪い事ばかりでも希望を棄てずにいると 善い事があるので諦めてはいけないという事。 裏(うら) 隠れた反対側の面。 表の逆。 [0回]