"あ"カテゴリーの記事一覧 悪人は刀の試し物 あくにんはかたなのためしもの 悪人は刀の試し斬りに使われる事くらいしか 世の中の為にならないという事。 一般人のような扱いはできないという事。 江戸時代以前に刀の試し斬りには人体を用いて行い 罪人の死体で行っていたため。 試し斬り(ためしぎり) 死んでいる人間や生きている人間などを用いて 刀の切れ味を試す行為。 二人分を重ねて両断できると二つ胴 三人分であれば三つ胴などという評価が付きました。 もちろん現代では行われていません。 [0回]PR 悪人の友を棄てて善人の敵を招け あくにんのともをすててぜんにんのてきをまねけ 自分を助けてくれるような友人であっても 悪人であるならば最終的に自分のためにはならないので 付き合うのはやめたほうがよく 自分に対して敵意を持っている人であっても その人が善人であるなら悪い友人よりもずっと自分のためになるので その人との付き合いは大事にしたほうが良いという事。 友好的に悪にいざなう友よりも 苦言を呈してくれる良い友を作るのが良いという事。 悪友(あくゆう) 付き合っていてためにならない友達。 悪い事を共にする仲間。 [0回] 悪人には友多し あくにんにはともおおし 悪人は口が上手で人の気にいるような言い方をするので 自分に関心を持ってもらうのが上手く しかも自分の自由に相手をその気にさせるので 自分の利益になる友達が多いという事。 これに対し善人は よい友を選ぶのでなかなか友ができないのだそうです。 友(とも) いつも親しく付き合っている人。 志や目的を同じくする人。仲間。同士。 [0回] 悪人あればこそ善人も顕れる あくにんあればこそぜんにんもあらわれる 世の中には悪人がいるからこそ 善人の存在も目立つものになるのだという事。 もしもすべての人が悪人であれば それが普通で善人という概念もなくなることになるので 悪人がいてこその善人だという事。 悪人が良いという意味ではなく 悪人にもそれなりに意味はあるという事。 顕れる(あらわれる) 表れる・現れると同じ。 隠れていたことや今までわからなかったことなどが 人々に知られるようになる事。 [0回] 悪に強ければ善にも強し あくにつよければぜんにもつよし 大悪人ほど改心するとすごい善人になるという事。 もともと大きな犯罪などを犯す人は性格が大胆で強く そのような人が改心すればその強い性格でかなり善人になるという事。 悪人(あくにん) 狼藉を働き悪行を重ねる人の事。 心のよくない人、悪事を働く人。 狼藉(ろうぜき) 無法な荒々しい乱暴な行為。 狼は寝る時に下草を踏(藉)み荒らす事から。 [0回] 悪銭身に付かず あくせんみにつかず 不正な方法で手に入れたお金は つまらない事に使ってしまう事が多いという事。 仕事で苦労して大事にためたお金と違い ギャンブルなどの行為で得たお金はパッと消えてしまうという事。 悪銭(あくせん) 正しくない方法で手に入れたお金。 悪事によって入手した金銭。 また品質の悪い貨幣などの事もいいます。 [0回] 悪心は降る雨 あくしんはふるあめ 悪心というものはいくら取り除いても 空から雨が降るように次から次へと降ってわくものだという事。 恨みや悪知恵は絶えることがないものだという事。 悪心(あくしん) 恨みを抱いて悪事を行おうとする心。 同じ字を書いて悪心(おしん)と読んだ場合は 吐き気などの意味になります。 [0回] 悪女は鏡を疎む あくじょはかがみをうとむ 人は誰でも自分の欠点や弱みなどに触れられる事を好まないという事。 不美人は鏡に向かって自分の顔を眺めることを好まない事から。 疎む(うとむ) 嫌って遠ざける事。 嫌だと思う事。 [0回] 悪女の深情け あくじょのふかなさけ 美人よりも顔立ちのあまりよくない女性のほうが 愛情深く嫉妬心も強いという事。 悪女とは、心のよくない女性のほかに 顔立ちのよくない女性の意味もあり そうゆう女性に付きまとわれるのは有難迷惑であるという事。 有難迷惑(ありがためいわく) 他人の親切や行為が、本人にとっては逆に迷惑であるという事。 [0回] 悪女の賢者ぶり あくじょのけんじゃぶり 鼻もちのならない偽善者である事。 邪悪な心の持ち主が 表面上は賢者のような振る舞いをする事。 実際には悪女であるが賢い女性のような振る舞いをしている事。 鼻持ちならない 言動や態度などが我慢できないほど嫌味で不愉快である事。 嫌なにおいを我慢できない事。 [0回]