"あ"カテゴリーの記事一覧 阿呆の足下使い あほうのあしもとづかい 足下にあるような近くの用事でさえ他人を頼るという事。 つまらない事で他人の手を煩わせる事。 自堕落な人の事。 自堕落(じだらく) だらしのない事。 生活態度にしまりのない事。 [0回]PR 阿呆にも一芸 あほうにもいちげい 雑念に惑わされずに一つの事に専念する者は 偉大な結果を残すことがあるという事。 頭の弱い人が一芸に通じるのではなく 一つの事に阿呆のようにのめり込む人が大きな結果を出す事。 一芸(いちげい) 一つの芸。 一つの技術。 のめり込む(のめりこむ) その事に集中しすぎて抜け出せなくなる事。 [0回] 阿呆に法がない あほうにほうがない 阿呆や馬鹿には法律も理屈もないので 何をするか全くわからないという事。 阿呆(あほう・あほ) 愚かであると罵倒する言葉。 秦の始皇帝が建てた巨大神殿《阿房宮》が語源とされ この宮殿を建てたために財政難に陥り国を滅ぼした という事から言われるようになったという説があります。 [0回] 阿呆に取り合う馬鹿 あほうにとりあうばか 阿呆には関わりあうなという戒め。 阿呆を相手にして本気で怒ったり喜んだりするのは 同じ次元の行為であり愚かであるという事。 阿呆(あほう・あほ) 愚かであることを指摘する言葉。 阿呆も馬鹿も侮蔑語ですが 地域により受け取り方の差があるので注意が必要。 [0回] 阿呆につける薬なし あほうにつけるくすりなし 馬鹿を利口にできる薬や方法は存在しないという事。 馬鹿は死ななきゃ治らないという事。 馬鹿(ばか) 頭の働きが鈍い事。 真面目に取り合う必要のないつまらない事。 社会の常識に欠けている事。 愚かな事。 [0回] 阿呆と剃刀は使いようで切れる あほうとかみそりはつかいようできれる 人も道具も使いようで役に立つことがあり 使う側の力量の差が左右されるという事。 剃刀(かみそり) 髭など顔の一部の毛などを剃る道具。 西洋剃刀が一般的だった頃は刃を研ぐのが難しく 使用にも熟練が必要だったので怪我をすることもありました。 現在では安全剃刀を使う事が多いため 肉に刃が食い込むなどの怪我はないようです。 [0回] 阿呆力に唖器用 あほうぢからにおしきよう 頭の回転の鈍い者には体が大きく力づよい者が多く 障害がある者には手先の器用な者が多いという事。 唖(おし) 発話障害の事で昔は唖と呼ばれていましたが 現在では使用されなくなった言葉。 聾唖。 聾唖(ろうあ) 耳が聞こえず、言葉が話せない事。 [0回] 油を以て油烟を落とす あぶらをもってゆえんをおとす 同じ種類の仲間をうまく使い効果を上げる事。 同じ質の物を利用し目的を果たす事。 油烟(ゆえん) 油脂や重油などが不完全燃焼して生じる炭素質の集合体。 油煙。 [0回] 油をかける あぶらをかける おだてて扇動する事。 扇動(せんどう) 人の心を煽って思い通りの行動へと誘導する事。 [0回] 油を売る あぶらをうる 仕事などをさぼる事。 人の目を盗み怠ける事。 語源 油を売るの語源はいくつかありますが 油は気温により膨張するため夏の暑いときは11~16時くらいに仕事をして 膨張した油を売っていたという話。 また、油の量り売りをする時 粘度があるためなかなか切れずに滴り落ちるまで話をして間をつないだ事が はたから見るとおしゃべりばかりして仕事をしていないと見えたため。 などがあります。 [0回]